模型コラム AHPリュウケンからAHPゴッドリュウケンへ その①

ではオペ開始。オペってオペレーションの略なんだよね。まあそれは置いといて。
まず、AHPリュウケンドーの鎧パーツを全部取って裸にし、その後さらに四肢をばらばらに。ボールジョイント(丸型の関節)なのでちょっと力を入れればすぐに取れます。今回下半身は殆ど改造する場所が無いから、首と両腕をはずすだけでOK。元のリュウケンの鎧を見ながらゴッドのソフビ人形をこれまたばらばらにして(とは言っても腰と腕が抜けるだけ)デザインナイフで装着するべき各鎧を切り取っていくのです。ソフビの頭は胴体にくっついているので盛大に斬首(笑)。まるで切るべき所を指定するかのようなモールドラインが引いてあったのでそれに沿って丁寧に切り落とし。AHP素体の首がすっぽり入るように裏側も剃るように削ります。その時、削りすぎて表面に刃が出ないように注意が必要です。
すっぽり首が入るように調節しながら削るのはちょっと加減が必要ですが、これはまるで申し合わせたかのようにぴったりはまりました。普通ならウレタンとか巻きつけてフィット具合を調節するはずなのに。さすがタカラ、これはどう考えてもソフビの方がAHPに合う様に設計されていたんじゃないかと思った。胴体の鎧パーツも同様。ちょっと削ったらすぐジャストフィット。
後は両腕の篭手パーツと、肩アーマー、そして脛(すね)当てだけ。まず肩アーマーだけど、右の方をかなり削り過ぎたので肩からブランブランになってしまった。ここはボールジョイントが通るだけの穴を空ける位の処理でよかったようだ。左肩は「正解です!」とクイズ番組の司会者から言われるみたいにジャストフィットした。
両篭手と両脛当てはちょっと試行錯誤。本来のAHPには凸凹の受け手と嵌め手があるが、ABS樹脂のパーツとソフビでは少し相性が悪い。ソフビの方に穴を空けるにしてもパーツがかなり薄いので表面まで穴が貫通してしまう。接着とかできるかどうかもわからない。どちらかと言えばしたくないし。何故かと言うとガシガシ動かす玩具なら接着は結構禁物なのです。遊んでいるうちに接着がはがれていくから。で、まあ色々試行錯誤した結果、ソフビのアーマーをわっか状(正確には円筒状)に切って腕や足を指し通す方法を選択、しようと思ったけど試行錯誤しているうちに切り過ぎて使い物にならなくなっちゃった(笑)
まぁ肩パーツもリテイクなので、明日ソフビだけ買ってこよう。ソフビはAHPよりかなり安価(735円。安っ!)だから遠慮なく切ったりできるのですよ。AHPの方は高い(とは言っても2600円位だけど)から破損させたくないけど。
多分明日には完成するかも。でも、ソフビ人形見つからなかったりしたらやだなあ。
それではまた〜。


余談。
二号ロボ(アニメ)もしくは新フォーム(特撮)の草分けってなんじゃろな。自分はマジンガーZとジャンボーグAだと思うのだがどうか。同じ番組内(マジンガーZグレートマジンガーは前番組と後番組の関係)限定ということになると戦闘メカザブングルかな。