ゲームレビュー メトロイドシリーズ

なんて言っちゃっていいのかな♪一体何作出てるんだか。うわ、9作目!!まあさらっと、さらっとね。詳しく書いたらもう朝になっちゃうし。

えーと、メトロイドと言うのは初出はファミコンディスクシステムです。1986年のことでした。サイドビュー、所謂スーマリと同じ舞台を真横から見たアクションゲームで、様々な迷路からアイテムを手に入れ巨大なボスを打ち砕く、未来型アクションゲームです。


時はコスモ暦、宇宙には様々な種族が入り乱れ、その秩序は銀河連邦警察によって辛うじて保たれてきた。しかし、平和と秩序を脅かす宇宙海賊が人工生命体メトロイドを奪取、全銀河を恐怖に陥れようとする。
メトロイドとは、エネルギーを吸収して体内に蓄積するクラゲ型人工生命体。どんな武器でもエネルギーを吸収してしまうため、メトロイドを消滅させるのは非常に難しい。これが世に放たれれば、生きとし生けるもの全て喰らい尽くされてしまうかもしれない。宇宙海賊達は鳥人族の住む惑星ゼーベスを侵略し、実験途中のメトロイドを発見、増殖させ銀河に混乱をもたらす準備を着々と行っていた。
その時元銀河連邦警察所属だった地球人の女戦士、サムス・アランは腕利きバウンティハンターとして様々な事件で活躍していた。彼女は幼少の頃、宇宙海賊に家族を殺され故郷を追われたことがある。それを保護し、育てたのは鳥人族であった。ゼーベスでの事件を聞きサムスは銀河連邦から正式な依頼を受ける。
惑星ゼーベスに赴き、メトロイドと宇宙海賊を殲滅せよ」
家族を殺され、また第二の故郷を蹂躙されたサムス。その怒りと屈辱は如何程のものであったか。だが、彼女を育てた鳥人族はサムスを銀河の守り手の後継者として力を与えたのだ。その思いを胸に抱き、宇宙海賊の要塞に変わり果てたゼーベスへ降り立つ。
亡き鳥人族の遺跡から力を受け継ぎ、元凶の宇宙海賊を討て!サムス・アラン


当時は深く考えずにパワーアップアイテムを取って強くなっていましたが、なるほどこういう前提で進められたら凄く納得。サムス自身も、そのパワードスーツも、アイテムも全て鳥人族から受け継いだ物だったのです。ま、ファミコンのストーリーはそこまで深く言及してなかったんですが。続編が作られる過程で生まれた後付設定かもしれません。このシリーズには必ず短時間クリアでサムスの全身が見られると言うご褒美があって、当時はちゃちなビキニ姿を見たいが為に必死こいて二時間以内でクリアする人たちが多かった(笑)
3D技術が進化するとFPS(ファーストパーソンシューティング)、所謂主人公視点ゲームのプライムシリーズも出てファンを熱くさせました。FC、GB、SFC、GBA、GC、そしてDSと任天堂機種のほとんど制覇しているメトロイドは今も根強い人気です。あ、64は出てないや(笑)また、新しい機種が発表される中、そのソフトラインナップにすでに記載されているメトロイドシリーズ。今後も目が離せない注目のソフトであると思います。

余談。
ハンターズは主人公視点のゲーム。タッチペンで視線を操り照準を付けて狙うのは今まで無かった新しい感覚。基本的なアドベンチャーモードもありますが、このゲームの本当の狙いは24時間世界のプレイヤーと通信対戦するのが究極の売り。DSステーションやPC機器からのアクセスが簡単。様々なハンター達が己の力を尽くして戦う、自分以外は全て敵(四人対戦できるらしい(笑)なゲームだといえるでしょう。マイクを通して会話する事も可能。まだやり始めなので分からないのですが、どちらかと言えばこの対戦がこのゲームの肝かと思われます。
しかし、主人公視点と簡単に言ってますが、実際視点と、主人公の動きを同時に操作しなければならないのはとても疲れます。ロックオンシステム(敵をずっと正面に捉えるシステム)が無いのも手伝って、難しさを倍増させてますが、マニアの受けはかなりの好評らしく、アキバでもたった今売りに出された中古があるだけという始末。今までメトロイドのFPSゲームはゲームキューブでしか出なかった為、敷居(GCを買ってまでやる気にはならなかった)が高かった。その為、携帯ゲームで出来るメトロイドと言うのは(ピンボールを抜かせば)約二年ぶりになります。また、3Dになったせいで、今までの2D派はやらなくなってしまったと言う欠点がありますが、そこは愛情でカバーって所でしょうか。
誰か買わないかなぁ、対戦やりたいなぁ(笑)