と〜き〜を〜かけ〜る少女ぉ〜♪

だりゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!

九時前に起きてレイ君を迎えに行ったエクシです。
散歩もして興奮気味だったレイ君もようやく大人しくなって家でまったり扇風機の前で過ごす。一体動物病院ではどんな世話をされていたのだか。でも、逆境も時には躾の一環だ。耐えるのだぞ、レイ君。
さて今日はニムと一緒に映画。その前にちょっとアキバで色々物色。と言うか三日間もそういう生活から離れていた為のリハビリ? やなリハビリだなぁ。
ニ時位にニムと合流、14時40分の上映時間に向かうが、この状況でもすでに立ち見決定の模様。うーんどうしようか。やはり座って見たいという考えの下に次の上映時間の予約に掛かる事にした。
とは言うものの、整理券番号は138番と書かれている。ちょっと待てこら。次の上映時間でもこの番号かい? この人気は一体何なんだ。
まぁ、角川はこの作品がそんな売れるとは思わなかったせいで上映期間と上映する映画館を思い切り少なくしたようだ。そして、この作品は宮崎アニメの「ゲド戦記」と大いに被る。客はそちらの方へ行くと思われるから、「時かけ」をそれほど重要視しなかったと言うのが実情。
しかし、蓋を開けてみれば「ゲド戦記」が人気不振に陥り、「時かけ」の現代世界ではあるがSF的な作風が大いに人気を呼ぶ結果となった。上映している映画館が大いに少ない為、今現在この作品を上映している映画館は連日パンク状態のようだ。つーか神奈川では一軒もやってないと言うのはどう言うことだ。平塚、早々に打ち切るなよな。


ネタバレ的な事は一切言うつもりはありませんが、確かにこの作品は良作と言えます。この妙な状況だからと言うのもありますが、正直立ち見してまで客が来るというのはそうそう最近の作品では無いと思います。主人公の女の子の表情が喜怒哀楽に満ち満ちているのがとても楽しい。前作の原田知世版「時をかける少女」の主人公も今作の主人公真琴の叔母として出演しているようです。これで声優が原田知世だったら言う事無しだったんだが。つまり前作と微妙に繋がっているようですね。
よくノスタルジックな感覚に捉われると言われていますが、自分的にはそんなんでもない。これは自分達がおじさんになってしまったからでは?とニムと一緒に考える。いやーお互いろくな学生時代送ってなかったんだなと(笑)お互いに思ったことと言えば「うーん青春してるね!」だったよ。
アニメーションだと思って馬鹿にして見に行かないのは正直損してるとしか言いようが無い。そして、この作品は映画館で見ることを強くお勧めします。SFとしても、恋愛ドラマとしても見ることが出来るし、ハラハラする場面も随所で見ることが出来る。そう、丁度宮崎アニメの初期作品を見ているような感じ。キャラクターの表情がとてもはっきりとしていて分かり易いので、すんなり感情移入が出来る。DVD化したら是非一枚持っておきたい、いつでも見れるようにしておきたいと思わせる作品であると考えます。
む? キャラクターデザインがエヴァンゲリオンの貞本さんなのか。物語構成が良いだけでなく、売れる要素はちゃんと押さえている角川は何を考えてこの作品を発表したのかね。つくづく不可解な状況だと思った。


見終わった後、新宿でニムと晩飯。すげー美味くてもう病みつきになってしまうと言うトンカツ茶漬けの「すずや」に向かう。鉄板の上に乗ったソース味が染み渡ったトンカツとキャベツをご飯と一緒に食べる。トンカツが少なくなってきたら、店員にお茶を頼んで(ニムは最初から頼んでいた)お茶漬け〜。ただの茶漬けじゃないよ。トンカツとキャベツをご飯の上に乗せてお茶を掛けるんだよ。ゲテモノ食いかと思われたが、これが中々美味い!書いてる内にまた食べたくなってきた。これもマジお勧め。今日はお勧めが一杯あるなあ。
因みにここなら何でも許されるような気がする…ご飯とお味噌汁をおかわり。これらはいくらおかわりしても価格に変動が無いのが嬉しい。その状態で、ご飯にお味噌汁を掛けてお味噌汁掛けご飯〜。温泉卵を追加で頼む事も出来るので、今度行った時には卵掛けご飯を是非とも試してみたいものだ。さすがにお茶を掛ける気にはならないけどさ(笑)


何にしても、夏休みの最後はなかなかいい締めくくりにすることが出来た。明日からまた仕事三昧だ。今日の良い気分をそのままに、きちんと仕事するようにしましょう。
それではまた〜。