今日は…どこ回るよ?

関に続く場所は天国か地獄か

旅行最終日です。今日は東尋坊に行ってからその後の道程はご随意にって感じで。
名残惜しい福井ワシントンホテルをチェックアウトし、海岸の方へ。
東尋坊というのは平泉寺の悪僧の名前から取った名だそうな。寿永元年(1182年)その悪僧が暴虐の限りを尽くしていて、抑圧された民が崖の上で酒宴を開き、東尋坊を呼んで酒浸りにし、酔ったところを突き落とすというあんまり良いイメージの湧かない場所だと言えるだろう。
自殺の名所でも知られているようで、自殺者を思いとどまらせる意味合いで公衆電話が多く設置されているらしい。飛び込みの実演までして簡単には死ねないという事までやったようだけど効果があったんだか無いんだか。取り敢えず東尋坊タワーへ行った後遊覧船にでも乗ろうとしたが、母上が「もう行こうよ」って言ってこの場の観光は中止。暑いし興味が無い場所にはこれ以上いたくないんだそうな。確かに暑いけどさ。自分も微妙に冷めて面倒くさくなったので次の場所に。
と言うか、次の場所も何も無かったりして。だってもう帰りますから。でも飛行機の時間は5時半。今現在11時半。後六時間何をしろと。
じゃあ温泉に行こうと言うと「化粧もう一回するのやだ」と言うし。それ以前に御飯にしようとするとここでしか食べられない物がいいって言うし。兎に角あても無しに空港方面へ彷徨う事になった。すると有名リゾートの建物が目に入る。ここにしようと言うことで駐車場に車を止めて館内のレストランに。結局頼んだ物はエビフライ定食とカレーライス。滅茶苦茶普通じゃないですか! 母上は行った事無い場所には行きたくない人で、ここは行った事無い場所だけど会員だからここが良いとの事。それで頼むのが普通の食事な訳ね…まあ下見という意味合いもあったのだそうな。
彷徨っているうちにすでに石川県に入ってしまっていた。このままもう空港行きかな、と思っていたら宝島王国というでかい看板を目にする。殆どが中古だが、玩具・ゲーム・同人誌まである所。これは何かお宝があるかもという事で母を車に待たせて行く事に。
何か微妙に来た事があるようなデジャビュ。あ、そうかこれはどうも「まんだらけ」の雰囲気に酷似しているのだ。正直殆どの物が(秋葉原)相場と変わらないので、あまりここで何かを買う意味が無いと思って何も買わずに出てくる。広告等をよく見りゃこれは何軒かある内の一店舗らしい。こんな店がまだ何軒かあるわけね。それもアキバ価格で。これならまだ中野まんだらけに行った方がいいなと思う。マさんの鉱山基地の一つを見つけたアムロの気分だった(笑)
と言うか、こんな道路しかない僻地でこういう場所を作っちゃうこの店のオーナー凄すぎ。平日なのに結構客いたしね。一般店の集客率が悪い中でこの店の状況は今の世相を顕している気がした。やれやれだぜ。


小松空港近くで安宅の関に行く事に。ここは源義経が山伏のコスプレ(笑)をして何とか関所を抜けようとした所だ。当時の安宅の関の富樫左右門がそれを「武士の情け」と思って見逃したという逸話のある場所だが、正直ただの石碑と後で作った銅像が置いてあるだけ。と言うか、海が奇麗だったと言う感じしかない。考えてみれば日本海ってあんまり来た事が無いと思う。因みにトップの写真は安宅神社の途中の鳥居。これも後で作った建物だからあんまり関係ない。当時の関所にあった物が保存してあるらしい。いや、行かなかったけどね?

レンタカーを返して空港へ。足のマッサージやらなにやらがあったが、自分はもう動きたくなかったので椅子に座って煙草吸ってひたすらPSP。スパロボのローディングは本当に長くてしょうがない。
飛行機の時間が遅れ、結局羽田に着いたのが7時半頃。完全にレイ君を迎えに行けなくなった(動物病院が閉まってしまう)のでもう一日預かってもらうことに。仕方ないか、もうしばしの我慢だレイ君。
自宅に帰って全く誰もいない状況は少し寂しい気がするが、それも今日で終わり。朝の九時には迎えに行こう。
その後色々サイト回ってたらもう五時(笑)明日は映画見に行く予定なのだ。ちょっとでも寝ておこう。
それではおやすみなさい^ー^。


余談
今回の旅行では二日間鍛錬休み。この前のイベント辺りが三日間サボり。全部で九日間休んでしまったよ。日記はこういうこと書けるから便利だなあ。