クリスマス? 何それ? G3−X 津上翔一ver (未)完成〜!!

良く動くG3−Xは理想形です

この世の流れにいつも逆らっているエクシです。
クリスマスにG3−Xが誕生しましたよ(笑)これは平成ライダーの二作目、仮面ライダーアギトで活躍する三人のライダーの一人。他の二人と違って装着するタイプの仮面ライダーとなっています。考えてみればこいつが無改造ライダー第一号なんですよね。このG3をコンセプトに、後の平成ライダーはパワードスーツ型に変わっていったともいえるでしょう。
ライダーマン? アレはまあ、片手義手じゃん?
で、まあ今回のG3は普通のG3ではありません! 装着者は氷川誠ではなく仮面ライダーアギトでもある津上翔一君が着たG3−Xなのです。だって氷川君回し蹴りとか出来そうに無いしさ。これは出来るしさ。と言う訳で説明!


前年に起きた未確認生命体事件(1999年から2000年の間に起きた未知なる生物による大量殺人事件。何千人もの人間が虐殺された)に対抗するべく、警察組織はG3システムの開発に成功する。G3システムとは未確認生命体に無改造の人間が対抗するべく開発された鋼の鎧。G3、つまりジェネレーション3と称された第三世代型強化外骨格の総称。それは人体の外にもう一つの骨格を形成し操るシステムで、その骨格は中の人間の動きを正確にトレースし、パワーやスピード、そして防御力を増強させると言う理念に基づいて構築された原理である。装着員と言うよりも搭乗員と言う意味合いが強いこのシステムはオプション兵装により、一体で何体もの未確認生命体に対抗し得る事が出来ると推察されたが、未確認生命体よりも強靭で様々な超常現象を使いこなす通称「アンノウン」の出現により緒戦から苦戦を強いられる事になる。
後に「アンノウン」よりも強靭で俊敏性のある緑色の生命体(ギルス)に完全にG3システムは破壊されてしまうが、G3システムの強化案はすでに目処が立っていた。その名はG3−X。
G3システムの防御力・攻撃力を増強し、更に搭乗員の戦闘を補佐するサポートA,Iを搭載。GX−05ケルベロスと呼ばれる重火器ガトリングガンを装備し無敵を誇ると思われた。しかしA,Iシステムの制御が困難で、雑念の多い搭乗員が搭乗すると暴走を起こしてしまう。搭乗員は謂わば無我の境地に至らなければ制御することは不可能だと思われていたが、覚醒者、仮面ライダーアギトでもある津上翔一が搭乗することにより絶大な威力を発揮する。
真の搭乗者を得たG3−Xとアンノウンの戦いは更に激化する。戦え! 津上翔一、戦え! 仮面ライダーG3−X!


最後の一行辺りは嘘八百です(笑)でも凶悪なガトリング砲を装備したG3−Xはノーマルアギトより強そうな気がする。結局A,Iシステムのレベルを下げることによりヘタレ氷川でも搭乗出来る様になりましたが、結局微妙に弱くなってしまってかなり惜しい。津上G3−Xはかなり圧倒的な戦闘力を持っていましたし。
まあ大体G3−Xの説明はこの辺で良いとして、今回作った仕様について。素体はタカラトミーのAHP(アクションヒーロープロ)で、外装はいつものソフビ人形のG3−X。バンダイタカラトミーの技術が融合し、このような改造品を仕立てる事が出来ました!って言うと大げさですか。バンダイのソフビ人形にあわせられる可動素体はオオツカ企画の「素体くん」ってのがあったんですが、これが3675円と結構割高。対してAHPは素体くんよりも可動範囲がかなり広く、値段(1499円)も安いと言うとんでも仕様。多分、AHPが出た事でオオツカ企画さんは結構ヤバイ立場にあるのかもね。何せAHPの方は素で正座出来ますから。長年ミクロマンを研究してきたタカラだからこそ出来た仕事だと思いました。さすがに外装を羽織ると出来なくなりますが、片膝立ちや踵落としもお手の物。とても動きのあるG3−Xが出来ましたよ。
まあそう言う訳で、今回の改造品のお披露目〜。


AHPとG3−Xだと可動を殺してしまうと思ったんですが、これがどうして中々いい具合。特に、AHPの細さをアーマーがカバーしてくれるのはかなり絶妙なマッチングだと思います。そして今回苦労したのが足首。いつもは足首を取った素体に、膝から足首までのソフビを差して手抜きな終わりにしていたんですが、今回は可動を重視したいと思って作ってみました。ソフビの足首内部は結構深さがあり、反面AHPの足首は結構高さが無い。仕方ないので切り裂いたプラ版をAHPの踵に何枚か接着、微妙にニッパーで入るように形を整え入れてみました。接着しなくても、もうAHPの足首は靴から取れなくなりました。でも、片方は失敗しちゃったので左足首はまだそのままなんだよね……エポパテとか今度使ってみようかしら。いつかは乗り越えなければならないハードルかも。
こうなると警棒、ハンドガンが欲しいなあ。仕方ないのでどっかのライダーから力づくで奪いましたよ。結構リボルケンってG3に似合うな。同じメカ属性だからかも。

後、人差し指が可動しないのが痛い。ここら辺はバンダイのプラモの指とかがいいのかも知れないですね。おかげでトリガーガードのある銃は全部装備できません。素体がリュウケンドーを元に作ってるからなあ。リュウガンオー素体が出てたら……とつくづく思うエクシでした。
今回のG3−Xはどうでしょうか? 写真にはありませんが、股関節の可動がかなり秀逸なので回し蹴り等も出来ますよ。ただ、左足首をまだ改造していないので、これからも少し手を加えなきゃですかね。指もどうにかせねば。人差し指と中指、薬指と小指の二つに分かれさせる事位ならなんとか出来るかも? まだ頑張るぜ。
それではまた〜。