ガイナックスと言う会社について「赤井孝美舌禍事件」

さて、知っている方は知っていると思いますが、私、エクシはガイナックスと言う会社が余り好きではありません。つーかむしろ大嫌い。今まで漠然としていたガイナ嫌いの根底をイマイチ自分でも図りづらかった。何故か嫌い、しかしその理由がよく自分でも分からなかったのです。で、27日にガイナックスの取り締まり役員、赤井孝美が辞任した件でニムとメッセで話していました。そこで自分で書いた事によってようやく判明したのです。
エクシ「あのガイナのね、「お前らオタクはこういうのが好きなんだろ?ほれほれ」みたいな雰囲気が嫌」
と書いた時点でなるほど、言いえて妙だな、と自分で思いました。そこでニムの発言が帰ってきて、
二ム「自分達がオタクだって事を自分自身で認めない所がNGだよな」
そう、それそれ! 凄くこの言葉に納得がいった。彼ら自分達自身がオタクでマニアでありながら、自分達は凄いクリエイターなんだぜ、お前らに作品を提示してやっているんだよ、みたいな雰囲気を何かしら感じるからです。今回の赤井孝美の事件にしてもそうでしょう。詳しくはここを読んでね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
確かにアニメや作品を作るのは大変だと思います。凄いストレスだと思います。作品を創作するストレスは経験した者しか分かりません。自分も徹夜で作品を作った事がありますが、自分の作品だけなら自分の中に篭る事でいつかは出来ますが、共同作業で行う場合はとかくストレスが付きまといます。部誌を作っていた時の編集作業とか、漫画のフキダシを作ったりするストレスは兎に角きつい。しかし、苦心していただけに出来たモノにはとても愛着が湧き、爽快でした。まあ視聴者や読者には分からない感覚だと思います。ネット環境が整えられ、作品放送中に作品の重要人物の誰々が逃げたから次回は総集編と言う事態がネットで公開される様な時代ですが、実際には過去にも誰々が逃げたなんて事態はざらだったと思われます。本当は逃げて欲しくありませんが、人間休養しなきゃいい物が作れないのだから、逃げてもいいけど必ず戻ってきてね、と言いたい。と言うかむしろ、誰々が逃げたなんて事を公表する内部の人間がいる事にエクシは理解できなかったりしますけど。
話しを元に戻しましょう。先程のページを見れば分かる通り、ガイナックスは今まで色々な事件を起こしてきました。設立の経緯からしてイマイチな会社だったと言うのもありますけど、兎に角敵を作り易い所があります。それも内外で。相当ストレスの溜まる職場なんだな、と思わざるをえません。
今や誰でもご存知の「新世紀エヴァンゲリオン」にしても、監督のストレスがピークに達して映画ではとんでもない破局を迎えて物議を醸し出したりしましたし、OVAの「トップをねらえ!」にしても要するにパクリから始まった作品ですし。OVAの広告は「エースをねらえ+トップガン+ロボット!?」なんて言う事から始まって、エモーション(バンダイビジュアル)は一体どうなってしまったのかって本気で心配したりしました。国内外で大人気のエヴァンゲリオンにしても要するにウルトラマンのオマージュだったりしますし。
何を言いたいかを結論から言うと、彼ら自身はクリエイターかも知れないけど、自身で作品を生み出す際に必ず何かしらのオマージュを取り入れてパロディにしてしまい、更に自身で作った作品に対して飽きが来る、と言う欠点を持っていると言うこと。そりゃ確かに作品を作る際「あ、これはあれでもうやられてる」みたいな感覚が付きまといます。しかし、彼らはパロディから作品を作るからか、自身の作品を自分自身のわが子の様に愛せない様な節があると言えるかも知れません。だからなのか、その作品自体をまるで身売りするが如くに18禁脱衣ゲームにしちゃったりします。エヴァにしろ、トップにせよ。さすがに「不思議の海のナディア」だけ(放送枠がNHKだったから許可されなかった)が脱がなかったらしいですが。当たり前だろ馬鹿タレ!って感じですが(笑)
元々18禁PCゲームから始まった会社だけに、そういう行動は顕著かも知れませんが、まさか自社作品のアダルトゲームまで作るとは。ここで思うことは一つ。他の会社はそう言うことをするだろうか? 正直かなり稀。つかそんな事をする会社殆どありません。18禁ゲームから始まってまともな作品になっていく事例は多々あります。しかし、オマージュを活用したとは言え、一応まともな形態から始まった作品をアダルトゲームに陥れるのは正直ガイナックス外聞いたことがありません。
何故、彼らはこんな事をするのかと言えば、要するに作品に対しての思い入れが無い、作品を愛していないと言えるでしょう。そして加えて言えばもう一つ、作品を作る側としてのプロ意識が非常に薄いと言うこと。そんな人達が今後まともに作品を作れるでしょうか。エクシの中では既にNOが出ています。だからガイナックスの作品は大嫌い。しかし、書いていてまた気づきました。大嫌いなのでは無く、彼らには何も期待していない。期待するだけ無駄、と言う事。
なので今回のグランガラン?いやグレンガラン?ま、いいや(笑)兎に角好きにやって頂戴って感じですね。あれだって要するにワタル+グランゾートルパン三世って感じの雰囲気が鼻に付く。さて、今後どうなっていくかニヤニヤしながら遠くから見てみましょうかねっと。
因みにエクシの玩具コレクションの中にガイナックスに関するモノはほんの少ししかありません。これも書いてて気づいたりして(笑)
それではまた〜(^_^)ノシ