TF THE MOVIE ラチェット ボイジャー級

サイバトロン側ボイジャー級第一弾。出来れば殆どのTFをこのサイズで出して欲しい所ですが、3000円台ってのは少々買いにくいでしょうか。サイバトロンの医師でもあり科学者でもある彼の変形する車種はゼネラルモーターズ(GM)ハマーのレスキュー車。何かオートボット陣はGM社の車が多い様な(笑)言い忘れていましたが、TF映画玩具シリーズは従来のバイナルテックシリーズの様にドアが開いたり、ステアリングが可動したりはしません。簡単な変形とプロポーションにこだわった為でしょうね。これはこれでいい感じです。バイナルシリーズは逆に変形が鬼の様に難しいですから。RX−8どうやって変形させるんだっけ……。

変形方法は後部が足になり前部が上半身になる形式。オートモーフは上記写真の様に足首を立てると自動的に膝とふくらはぎが展開する仕様。フロントガラスは二つに割れて後ろへ、バンパーの下部にあるワイヤーウインチ部を開けるとフェイスが出てきます。頭部はいつもの如く集光ギミック付き。

最初パッケージで見た時は「うはカッコワル!」と思って買わなかったのですが、色々ギミック展開している様を友人のMU君の所で見ているとどうにもムラムラ購入意欲が(笑)ハマー時のかっちりした状態がとても良い。正直車のまま飾っても良い位ですね。

オーガスが如く頭部が怖いと言って泣き出してしまう子供がいそうでちょっと心配(笑)右腕は斧状の武器、左手には天井部にあったロールバーを装着する事が出来ます。銃弾は防げないけど、近接攻撃には対抗できると言う盾なのかな。確かに銃は一丁も付いていないので、このTFはどちらかと言えば近接格闘機体なんでしょうね。斧状の武器からインディアンを連想したけど、そういうモチーフなのかなあ。説明書はかなり説明不足になっていますが、盾となるロールバーは後部ダボにも装着可能。広げて展開するとマントみたいで飛びそうです(笑)
と言う訳でラチェットでした。異様にゴツいイメージ、頑丈でかっちりとした変形。お子さんに薦めても全然大丈夫じゃないでしょうか。と言うか、タカラは子供が触れても大丈夫な物を基本的に出しますので、安心して遊べると思います。バンダイは芸術品としての玩具、タカラは遊べる玩具をそれぞれ作っている様な気がします。カッコ良いのはよしとしても、遊べなければ玩具ではありませんよね。タカラさんにはこれからも遊べる玩具を先進的に出して欲しいと思うエクシでありました。
それではまた〜(”_”)ノシ