ファルコムのゲームは世界一ィィィッ!

始終ヨシュア好き好きオーラ放出中

今日はファルコムのゲームを特集するエクシであります。
以前も少し話したと思いますのでリンク貼っておこう。
http://d.hatena.ne.jp/ekuseidcharge/20061011
http://d.hatena.ne.jp/ekuseidcharge/20061110
さて、以前語った通り、今回のSC(セカンドチャプター)もやり応えのあるゲーム。ファルコムのゲームって何故か知らないけど自分に凄くしっくり来るゲームなんですよね。でも前回語った通り、バンダイが作った白き魔女シリーズとかは「何かコレ偽者〜」ってイメージが強い。実際にバンダイが作るゲームは練れていない、クソゲーばかりなんですが、原作があるにも関わらずこの体たらく。つまりそれは「ファルコムのゲームを他社が真似しても同じ様には作れない」と言うジレンマがある様な気がします。
いつかに語ったと思いますが、ファルコムのゲームには「ファルコム節」と呼ばれるような雰囲気が凄く目立ちます。それはゲームシステムの親切さや、主人公達の戦闘システムの緻密さ等も挙げられますが、何より一番大切なのが物語の根底に触れる様な力強さ、それを引き立たせる音楽の魅力があると思います。力強さと言うのはやはり雰囲気やキャラの魅力。ある時はほんわかした村の風景が映し出されるかと思えば、ある時は敵に迫ろうとする緊迫感だとか。逆境に立ち向かうキャラの心情等の雰囲気の強弱をしっかりしていると言う事でしょう。ま、アドルみたいな一切喋らないキャラもいたりしますが、主人公が喋らなくても周りの人達が雰囲気を作ってくれたりするので安心してゲームが出来る、そんな感じなのです。
そしてそれらの雰囲気作りに貢献している音楽はファルコム社設立当時から存在するFalcom Sound Team jdk。その作曲のイメージは初期のイース時代から何一つ変わらない。初代リーダーの石川恵子さんは最近「ぐるミン」でサウンドスタッフに復帰したらしく、嗚呼、これがファルコムだと痛感した様な気がしました。JDKバンドなる物も存在し、ゲーム作曲はしないものの、ファルコムミュージックをロックアレンジして大絶賛を遂げたらしいです。
総じて言えば、要するに80年代から何一つ変わらない作風をずっとキープし続けるのがとてつもなく上手いと言うのがファルコムゲームの強み。古臭いと言う輩もいますが「だがそれがいい」と言う誰かの言葉を思わず出したくなる作風なのです。ある種懐古的でありますが、80年代に熱中した作風を今現在にずっとキープする会社、それが日本ファルコムと言う会社なのです。最近タイトーすらエニックスに吸収されてしまう時代ですが、ファルコムだけはずっと変わらずにいて欲しい。そんな望みがいつまで経っても変わらずに自分の中にある。そんな思いが貴方にもあるのでは無いでしょうか。
そう言えば、空の軌跡シリーズをやっていてとても感心したのが街の風景やそこに住んでいる人達の言動。更に言えば家々の中の内装にまで凝ってしまう所が凄い。街の殆どの住人には名前が付いていて、その一人一人にちゃんとした性格設定がある。例えばリーザと言女の子がいて、いつか自分はジャーナリストになる、と言う性格設定が設けられている他、その子の部屋には親より一回り小さいベッドがあったり、ベッドの上にクマのぬいぐるみが置いてあったりして凄まじく芸が細かい。普通のRPGなら「街の住人」とか「子供」とかで終わっちゃいますよ。ベッドだって小さくない、親と同じサイズの普通のベッドですよ。でもファルコムはそう言う所にとても気を使います。
まあぬいぐるみとかは多分FCからだと思うんですがね。因みにSC冒頭で主人公の友人で、アネラスと言う正遊撃士を目指している女の子剣士がいるのですが、この子が大のぬいぐるみ好き。部屋の片隅でぬいぐるみが溢れてました(笑)本人曰く「可愛いは正義なんだよぉ〜」とどこかで聞いた様な言葉を発したり(笑)つか遊撃士って地方を巡業する職なんだからそんな荷物一杯持ってて大丈夫かアネラスとか心配したりして。まあ主人公チームにも無限荷物収納袋があったりするからそれ程気になりませんが。SC冒頭、アガットとアネラスでコンビを組んだりしますけど、
アガット「おめぇ、いつもサンタクロースみたいな荷物持ってるがどんな武器が入ってるんだ?」
アネラス「やだなぁアガット先輩。これは私のぬいぐるみ家族ですよぉ〜」
アガット「……仕事の邪魔にだけはならねぇようにしろよ」
乙女の趣味を理解出来ないアガット許すまじ(怒)
まあそんな感じで、やってみれば新しい、それでいて懐かしい感覚を味わえるFC&SC、そしてファルコムゲーム全般をこれからもエクシは応援したいと思います。と言う感じで今日はここまで。
それではまた〜(U_U)ノシ