管理組合と理事会

副理事なんて形だけさっ

何故か昨日、理事会に参加したエクシです。
エクシのマンションで今、微妙な雰囲気が流れている。それは「現理事長が工事会社と結託して上前はねている」と言うお話。同じ階のTさんや親戚であるMおばさんが結構言っている事。しかし幾ら理事長に言っても暖簾に腕押し、更に怒って威嚇する始末なんだそうな。と言う事で、男性代表のオブザーバーとして参加する事になった。オブザーバーとは形だけ、自分らは本当にただのクレーマーみたいなもの。ふふん、クレーム付けるなら俺に任せな?(笑)
理事会が始まり、管理組合のFからお話。裏口にゲートを作ると言う話を再び持ち出している。裏口には駐車場ならびにマンション内に入るための階段等がある。その裏口をゲートで塞ぐ事でマンション内の安全を確保しようと言うのだ。しかし先月か先々月、その案は棄却されたはず。何故今更そんな話を管理組合が持ち出すのかさっぱりだった。理事長の頭が薄いさん(笑)は文字通りなんか首領という雰囲気を醸し出す微妙な親父。煙草吸い始めて会議室は何か嫌な空気が流れる。
管理組合の言い分はこうだ。つまりゲートを作るのに鬼の様にお金がかかったから棄却されたのだ、少し安くすれば住人にも納得されるだろう、と。いやいや、塞ぐ事自体が駄目なんだって言ってんだよ。勿論、その事を分かっていつつ計画を推し進めようと言う腹づもりだと何となく分かる。マジ、後で管理組合に電話して子一時間問い詰めようという衝動に駆られる。TさんやMおばさんが紛糾。オブザーバーなのに(笑)しかし管理組合のFや頭薄いはのらりくらりとしている。更にちょっと威圧モードになったりして理事会は案の定全く進行しなくなった(笑)勿論潰すつもりだからこうなって願ったり叶ったりだ。そこでエクシも発言。
エクシ「機械式の駐車場を無くして今また大仰なゲートなんて作ったらどうなってしまうのでしょう。機械式駐車場を無くしたのは、その保守や整備費が管理費を圧迫しているからでは無かったでしょうか。そんな事に管理費が使われるならもっとやる事があるでしょう」
頭薄い「他にやる事とは? 何なの?」
エクシ「我々住民がいつも思っている事です。月に掛かる管理費を一円でも安くする事ですよ」
実際、ここの管理費はべらぼうに高い。修繕積立金が10000円、その他諸々が19000円。それに駐輪場の金額を合わせると3万円を越してしまう。正直趣味に掛けるお金が足りなくなるので1000円でも安くして貰いたいとずっと思っていたのだ。管理費が高い理由は一つ、エレベーターの保守整備と今言った立体式機械駐車場の件だ。しかし近年になってその立体式駐車場は潰された。老朽化と整備費が高い為だ。ならその駐車場が無くなれば整備保守の金額全く掛からなくなる。管理費だって安くなるはずだ。
しかしその回せるお金を今度はゲートと言う形でどうにかしようとしている。何としても止めなくてはならない。管理費を安くすると言う話になると管理組合のFは微妙に口を開かなくなる。そりゃ当然だよね、今まで入るお金が少なくなったら困るのは管理組合だもん。
更にエクシ的には納得いかない事がある。駐輪場に要らぬラックが取り付けられた。そのラックを付けるのに百万円もの金額が掛かっていると言うのだ。そしてそれをこの頭薄いが独断専行で行ったと言う事実がある。普通、そう言う管理費を使うという事には住民の九割の賛成が無ければ無理なのだ。しかしそれを全く住民に告げずに独断で行った。そしてTさんがその事を詰問するとあっさり認める頭薄い。こりゃあこちらも詰問しなきゃだよね。そのネタは先程郵便受けから取って来た。
今までマンション内の個々の玄関口辺りに自転車が雑然と置いてあった。頭薄いはそれがどうにも邪魔であり、それを整理する為にラックを取り付けた。そうする事で綺麗にはなっただろうと言う。確かに綺麗にはなった。個々の住人の管理費は500円増しになってしまった訳だが。勿論、そんな勝手な事をした理事長の思惑に乗せられないエクシは玄関に自転車置きっぱなしですがね(笑)
エクシ「以前こちらのラックの見本のコピーがこちらにあります。どう言う事でしょう、こちらの見本と今備え付けられているラックとはまるで違うものですが。見本は頭薄いさん見た事ありますか? 実物は?」
頭薄い「いや、両方とも見た事無いね」
とぼけやがって……見本のラックは前輪後輪をロック出来るタイプ。しかし今備え付けられているのは前輪だけかませる物。前輪後輪ロックするものと前輪だけロックするものの違いなんて明白だ。そしてその事をあくまでもとぼける頭薄い。正直、こいつが管理費を使って工事会社と結託して……なんて言う話は憶測以外の何者でも無いと思っていたが、これはなかなか……きな臭くなってきやがったぜ? 大体毎日玄関から出て駐輪場を一度も目にしないなんて事がある訳無い。今備え付けれられているラックはどう考えても百万で工事したと言う感じには見えない。精々材料費込みで60万から70万って感じに見える。
エクシ「どう考えてもあのラックに百万円もの工事費が掛かっているとは思えないからこういったクレームを言っているんですよ。あれじゃ精々60万円位って所でしょう。仮定ですがその余りの金額はどこへ行ったかって事で我々は納得がいかないって訳です」
頭薄い「それ、どういう意味?」
おお、威圧してきたよ。しかしここで根負けしたら駄目。あくまでも押し切る事を考えなければ。
エクシ「材料を作っているのはダイケンって会社でしたよね。そこに問い合わせたいと思うんですけど。Fさん、工事した会社の領収書も持ってきてくれません?」
管理組合のFが突然話をふられ動揺。
頭薄い「分かった、分かったよ。じゃ、F君この見本と同じもの頼むね」
そんな出前取る様にイウコトカ!(笑)付けた物を取っ払って新しい物を取り付ける事をさらりとFに押し付け、頭薄いはだんまりを決め込む。こ、これは……丸投げしやがったこの親父!
他に今の管理人がなっちゃいない、マンションの周りが汚くなった等のクレームを言ってオブザ−バーは完全にクレーマーと化し管理組合から来たFはかなりどぎまぎしたと思う。そこで会議が長引いたので一時頃に終了。理事会の進行を潰す、と言う目的は完全に達成できた。人のあら捜しなら任せておけよ? と言う感じ。TさんもMおばさんも今回は納得した形で文句を言えて満足だった。ま、ボディガードも面目躍如と言う感じか。
さて次の理事会はいつかなーと。次回も絶対潰してやんぜ! つか今の理事長に任せる位ならホント自分がやりたくなってきたわ。いや、マジ。以前は副理事に就任した事あるけど、正直ただいただけだったからさ。次回も理事会潰しの材料を探してガンガン潰してやんよ! と言う感じで今日はここまで。
それではまた〜(I_I)ノシ