デルタメガ購入

さて、いつも通りのアキバ紀行。まんだらけ行ってリバティ行ってラジオ会館行って、といつもの通り行動していたらずっと探していたデルタメガが中古で陳列してある。
デルタメガとは「電磁戦隊メガレンジャー」の二号ロボ。
メガレンジャーについては以前語った事があると思うけど、戦隊シリーズの中では結構珍しい部類に入るみたいです。
それはつまり、一号ロボが単体変形する事。
戦隊シリーズとなるとそれ以前は三体ないし五体が合体してロボになる系譜だったけど、メガレンジャーギャラクシーメガは単体で変形してロボになる。これは2008年現在でも事実上初の単体変形一号ロボらしい。単体でいるといったらシリーズ初のロボバトルフィーバーロボ位なんじゃないだろうか。変形しないけど(笑)
実はこの時代、1997年と言うのはバブル崩壊期で、戦隊シリーズバンダイが余り予算を掛けられなくなったと言う裏事情があったみたい。そのせいか、このギャラクシーメガを収納する移動基地なる物は存在しない。メガレンジャーを支援する正義側のクルーはメガシップ、つまりロボの変形前の形の宇宙船に乗船していると言う設定。つまり基地とロボを一緒にしてしまった。予算が無いからロボが基地代わりなのです。
しかし基地代わりとなったギャラクシーメガの出来は戦隊シリーズで一二を争う出来栄え。まるでトランスフォーマーの玩具の様に変形前と変形後の違いが如実に現れていました。劇中で初めて見た時は、ゲッター変形(機体の物質が完全に形を変える変形なので玩具では再現不能と言われている)だと思った位の良い変形だったのです。更に合体すると音声ギミック等があったりして本当によく出来た玩具でした。
収納するべき基地を商品ラインナップから除外したせいか、その後のオプションも結構充実していました。これは番組の人気が上がったから等の色々な理由もあると思いますが、原因はやはり基地が無いから、だと思われます。ギャラクシーメガ以降はデルタメガが二号、メガボイジャー(五体変形合体)が三号、そのオプションとしてメガウインガー等があります。
さて、メガレン関連の説明はこの位にしておいて、今回はデルタメガを紹介します。
元はと言えば、友人のMM君が「デルタメガ完品があったら買っておいて! 未開封が理想」と頼まれていた事からでした。メガレンはそれ程見ていないので思い入れも無く、まあ見かけたら買っておこう位に考えていたんですが、どうにもこうにもこのデルタメガはどこにも無かったり。あったとしてもアンテナが無かったり、アレが無かったりコレが無かったり等、結構レアな商品だと思います。ギャラクシーメガとメガボイジャーはどこにでもあるのに、デルタだけがどこにも無い。実はこれも裏事情があり、デルタメガは二号ロボであると共に、ギャラクシーメガの支援パーツでもあるのです。二体が合体してスーパーギャラクシーメガになると言う設定。しかし番組中盤で敵にやられてしまい、後の主役ロボの座はボイジャーに譲ると言う感じになっていました。つまり活躍していた時間が余りにも少なく(大体全話中11話)商品もそれなりに出荷数を抑えていた節があるのです。
出荷数が少ないかは未確認ですが、元々余り見かけない商品を未開封新品なんて夢のまた夢。それがまんだらけのショーケースにある。でも友人は「未開封じゃなきゃヤダ」の一言。更に言えば今回買った商品は彼が既に見つけて見限った商品なのでした。シールは貼り付け済み、ノズル一個欠品と、まあ余り状態が宜しくないので値段はかなり抑え目。完品だったら多分、15000円位になるんじゃないでしょうか。希少性も合わせてそんな感じになると思います。
で、まあノズルが一個無いと言う事をレジで確認したのですが、そう言えば……栃木に行った時、メガレンジャーのロボとデルタメガの足だけを購入した様な気がする……その中に何かノズルらしきパーツが合った様な……。
ノズルはA・Bと二個あり、同じ様でいて左右非対称のパーツでした。まあ重なってもいいかな、位に考えて購入し、早速家にあるジャンクを見てみました。
おぉぉ!!
嗚呼!!
完品完成!
何と家にあるジャンクパーツを足してみたら完品になってしまったのです。これだからジャンク品集めは辞められないわ!
あの時は「うーん使えるかもしれないし買っておこう」位に考えていたのに、このピッタリ感は何でしょうか。改めて玩具の神様がいる!と思った瞬間です。
玩具の神様有難う!本当に有難う! 
因みに友人のニムも驚いていました。曰く「ジャンクで足だけ買うのなんてお前位だ」だそうな。つかそれは呆れてるんですか?(笑)

で、これがスーパーギャラクシーメガ。これでそのまんま押し切っちゃえばいいのに。何で三号四号だすかなあ。
青いロボットから黒いロボットへと豹変する処が良い。合体は勇者合体と似た様な感じですが、一号ロボの腕を後ろに展開して、その腕の手にノズルを装着、バーニアバインダーとして使用すると言うコンセプトに痺れた。確かにノズル無いと様にならないかも。本当にあってよかったよー♪
また、合体しても胸の部分にボタンがあり、一号ロボの音声ギミックを合体で犠牲にしない処に感心しました。強化合体ロボの最高傑作と呼ばれるだけあって、数時間いじり倒しておりました。
色々な経緯で最早オーパーツと化しているこの商品ですが、ゲット出来て更にジャンクと合わせて完品になる等、喜ばしい事が続いて本当に幸せであります。こんな感動はビクトリーセイバー以来? 末永く大事にしていきたいブツであります。と言う事で、
玩具の神様、今回も本当に有難う!
と言う感じで今日はここまで。
それではまた〜(+_+)ノシ