1/100 ダブルオーガンダム 発光モデル

さて、今回のお題であるOOガンダムの大きいプラモ。物語の鍵でもあるGNドライブを二個搭載して縦横無尽に戦場を駆け巡る。
肩アーマーに搭載されたGNドライブ二基は当初、出力が大きすぎる為機体に負荷が掛かりすぐ不具合を起こしていましたが、OOライザーと合体する事によって出力が安定、名実と共に最強のMS、ガンダムとなった様で。
で、バンダイのプラモデル版は光るGNドライブを再現する為に発光ギミックを二個も搭載。二号ガンダムと言うより物語のタイトルである真のガンダムを表現した、と言う感じでしょうか。
しかしこのモデル、どーにもこーにも不満が残る箇所があったりします。まず腰が回らない。
構造的にどう考えても関節を軸、もしくはボールジョイントを入れられる状態にあるにも関わらず、製作者が何を思ったのか腰パーツを一体成型で作りやがりました。エクシ的にこれはかなりのマイナスポイント。どこかのレビューページでは腰の関節を新造してる人がいましたけどさすがにエクシはやりたくないなあ。
そしてもう一つ。


胸の意味不明な空洞。実はここに肩の発光ギミックが丸々一個入る様になっています。裏面を見ればスイッチまである始末。しかし発光ギミックパーツは二個しか付いてない。更に言えばここに発光ギミックを入れても胸が光る訳でもない。設定的にも胸辺りが光るデザインじゃありませんし。
これはつまり、胸に発光ギミックを入れて首を中継して光を伝達させ、頭を光らそうと言う目的だったのだと思います。過去形にしたのはどうもそれが途中で頓挫してしまった感がある為。
だから「買った方は発光ギミックを注文書でもう一個購入しててめーで改造してね♪」と言う事なんでしょう。何と言う中途半端な仕事でしょう。天下のバンダイがこんなアホな仕様のプラモデルを真ガンダムに取り入れるなんて、と買った時は思ったものです。
と言う事で改造します。本来ある首の関節を全て外して、

こんな風に透明パーツのボールジョイントを仕込みます。透明パーツを設置しただけでこの光り具合。発光ギミックの光がかなり強い為、光の伝達率も全く問題ありません。因みにボールジョイントは、

ホビーベースさんの透明ボールジョイントを使用。これだけで500円って結構高いよぅ。

頭部の中にボールジョイント受けを設置。パテとか使うと透過率が悪くなるので瞬着で接着しました。使用器具はニッパーとデザインナイフのみ。かなりお手軽に仕込めます。や、勿論何個かパーツ駄目にしましたけど(笑)
それよりも頭部内の大部分が透明パーツっておい(笑)間違いなく頭部を光らそうと思っていたようです。
という訳で出来ました。頭部&肩発光の特別版OOガンダム



あくしょーん。


という訳で三重発光OOガンダムでした。
ちと顔から光が漏れちゃってますけど、劇中でもガンガン光ってるからこれでいいかなと。光を調節したいなら頭部の透明パーツを黒く塗ればOKでしょう。
全くバンダイの仕事にはイマイチ感が抜けない。因みに今回の発光ギミック一個プラスはどこかの中古屋さんで完成品のOOガンダムを1500円で買ったから。注文書使ってもう一個買うなんて我慢ならんですよ。おかげで丸々一個予備パーツが手に入ったのでちょっとついてたかな、と思う次第。
あともう一個がっかりな部分が。手が二種類しか付いてこない。エクシアの時は平手とか色々付いてたのに今回はグーとサーベル握り手しか付いてきませんでした。
中途半端な仕事と言うよりも、ただ単に予算が足りなくなったから、と言う説もあるでしょう。まあそれも総じて「中途半端な仕事」と言えるんですけどね。ハイコンプロの変形しないGNアーチャーとかも酷いよね。って事でバンダイパッシングでした。購買者を舐めんなバンダイ
それではまた〜(P_P)ノシ