映画 ペールゼン・ファイルズ

午後九時の上映があると言うので見てきました。
新宿辺りでお仕事しているニムにも声を掛けて半ば無理矢理連れて行く(笑)
車で伊勢丹に止めて、さくらやホビー館で時間潰し。紀伊国屋もあるしでここら辺は凄く便利な場所だと思う。や、ちと早く来すぎたので駐車代は馬鹿になりませんでしたが。
ぶっちゃけると映画のボトムズ、とは言ってもほぼ総集編なのだろうな、と思っていた。それ位の覚悟で行かなきゃ駄目だろうとまで思っていました。
何故か。映画自体低予算で作られた可能性があるから。
実際にペールゼン・ファイルズが商業的に上手くいったと言う話は聞かない。その映画版と言ったら尚更だと思う。
まあボトムズファンとしては残念な感じもするけど、どちらかと言えばされどボトムズ、それこそボトムズ、とも思う(笑)
だから落胆している訳ではなく、むしろ映画上映にまで発展する事自体、あり得ない事でもあると思うわけですね。
と言う事で、ド平日の夜にニムと一緒に御飯食べて新宿ピカデリーへ。新しく作られたピカデリーは内装が白一色で染められている様な気がする位綺麗だった。物販コーナー行ってみた。ボトムズバンダイ版プラモデルとDVD、Tシャツ等が売っている。前もって電話で聞いていたので知ってはいたが、パンフレットは元から無いらしい。
あー……やっぱり(笑)
低予算もここまで来ると気が滅入る。せめてパンフ位作ろうよボトムズスタッフ。記念品みたいな物なんだからさ。
チケット持って入ると延々と続くエスカレーター。目的地は九階らしい。ピカデリーの構造自体がよく分からないけど、これはエレベーターつけたほうがヨクネ? と思う程目的地は遠かった。恐らく長蛇の列対策かも知れない。まあボトムズが長蛇になる可能性は皆無でしょうが(笑)
ポップコーンを上映前に食べ尽くすニム、ゆっくり食べるエクシ。長い映画CMが明けてようやく映画は始まった。


血塗れの赤い肩をした悪魔達が滑走する。
悠然とその間を歩くペールゼン。
悪魔達はペールゼンに列を作る様に整列し、敬礼する代わりに左手のアームパンチを一斉に撃ち鳴らす。
そこへ軍警察の高官達が逮捕状を開き、ペールゼンに突きつける。
高官達に一斉に機銃を向ける悪魔達。それを左手を上げて制するペールゼン。
ギルガメス軍の最強部隊を作り上げたヨラン・ペールゼンが逮捕された。
そして舞台が幕を開く……。

やっべ、超カッコイイ
何でこれOVA本編に入れないのよ(笑)まあ劇場版に取っておいたのかも知れませんね。うはーこれだけで見に来た甲斐があった。
そして本編はまあいいとして(笑)
エンディング。どこかの惑星に不時着したキリコ。バックには「炎のさだめ」リミックスバージョンが! 
俺的にキター!!と言う感じ。思わず身を乗り出しちゃったよ。
やっべリミックス炎のさだめカッコよすぎる。更に歌っているのはTETU名義だけど織田哲郎ご本人。
たった一人で去っていくキリコ。その表情には哀愁が漂う。
そして目がギョロリン(笑)
更にスタッフロールが続き旧エンディングの「いつもあなたが」インストゥルメンタル
いやーこのレッドショルダーOPとリミックス炎のさだめで御飯何杯でもいけますわ(←?)どうせなら旧EDも歌ってくれれば良いのに。
まあそんな感じでペールゼンファイルズ劇場版でした。
それではまた……って、え? 本編? 言わなきゃ駄目?(笑)
まあ一回しか見てないから確定した事は言えないんですが、まあ要するに総集編でした。つまり新規動画はほぼ無し(泣)
五時間あるOVA本編を二時間弱で締めたのは評価すべき所かな。そのせいで一部シナリオが違う感じになりましたが。それはDVDで発売されたら各々確認してくださいって感じ。何と言うか、放映直後当時東芝から出ていたビデオの編集みたいな感じだった。ウド編、クメン編みたいな奴ね。ある意味上手い編集だとも言えるかも。それ以外に言う事はとりあえず何も無い(笑)あ、一言だけ。鉄のララバイが微妙なシーンで演奏するのやめてくれ。
まあそんな感じでペールゼン・ファイルズ劇場版でした。今までボトムズファンなのにDVDを見る機会が無かった、と言う人に是非お勧め。重ねて言うけど見てない人に是非お勧め。大事な事なので二度言いました(笑)と言う感じで今日はここまでとする。
それではまた〜(L_L)ノシ