26年目のバイファム

この作画の回が分かった人は凄いw

最近時間がある時にやる事と言えばアニメ鑑賞です。行きつけのビデオショップファレノに行って見たいDVDを借りてくる。それも纏めて。
丁度前回借りた物を返しに行った時、割引デーで全旧作199円と言う事だったので一作品纏めて借りる。久しぶりに見る「銀河漂流バイファム」が面白い。
83年に放映が開始され、終わったのは84年。丁度今年で26年目と言う事になる。何たる偶然でしょうか。バイファムと言う作品は基本的に13が主題になっている。漂流するのも13人、後にリリースされた作品もバイファム13(サーティーン)だった。そして何故か自分がもう一度見てみようと思ったこの2009年は26年目。13の倍数だわ。ちょっとした偶然にエクシはとても驚いています。
早速二巻だけ見てみた。さくさく進めて視聴者にストレスの無い物語作り。作画の荒れも殆ど無く、次回が楽しみになっていく。自分が古い人間なのか、それともバイファムが余りにも面白いのか。兎に角アニメを見ていて「楽しい、早く次回が見たい」と思ったのは久しぶりだと思う。
作品タイトルであるバイファムと言う機体や兵器群はあくまでも13人を生き残らせる「道具」として描かれるので、はっきり言えばこの作品はロボットアニメとは言えないかも知れない。ぶっちゃけ「銀河漂流ジョイナス」でも良かったんじゃないかと思える程に(笑)
当時のアニメーションとしては様々な試みがなされているのも特徴的だ。次回予告を廃してOP前にアバンタイトルを挿入する事、OPの歌詞が全て英語、敵陣営の描写が中盤まで決して描かれず、正体が不明な侵略者である事等、様々な効果が物語の魅力を醸し出している。あ、後、バックパックにウイングを外付けする事で暫定的に飛行能力を得る、と言うのもこの作品から始まった気がする(笑)まあ確かに飛べそうな勢いはあるからね。現実に飛べるかどうかは別として。
列挙してみると、バイファムはスリングパニアー、ドラグナーはリフター、レイズナーは大気圏内用ウイング、ストライクガンダムのエール装備、コードギアスナイトメアフレームはフロートユニット、と言う感じか。基本的に陸戦兵器は地上でドロドロ戦うのが好きなエクシは余り飛行ユニットは好きじゃなかったりする(笑)もしボトムズに飛行ユニットが装備されてたら絶望してました。
話が逸れた。ともかく、バイファムは見ていてハラハラドキドキさせてくれる作品だと思う。劇中では子供達がキャッキャウフフな感じで遊んでばっかりだと当時は思っていたが、実際には殆どの子供達に役割が分担されていて、ちょっとした逡巡はあっても、それなりに一人一人が役割をしっかり演じている所も魅力だ。これが現代のアニメになると1話づつに一人のキャラのお話、その他の人達は空気、と言う感じになってしまう作品が多い。しかしこのバイファムと言う作品は1話に必ず13人の面々が活躍する場を与えられている。こんな描き方は逆立ちしても真似できないと思う。今となっては故人である星山博之さん・神田武幸監督コンビの手腕がフィルムの中で輝いている様に思える。
今ならツタヤとかにもあるはずなので、未見の方は必見、過去に見たという方はもう一度見直してみるのは如何だろうか。
どーでもいーけど、バイファムのエンディングってちょっとドキドキですよ。そう、リアルタイムで見ていた時から。
「今いきなり、抱き寄せて、キスしたら、ネバギバネバギバ♪」
了承なしっすかぁぁぁぁーーー!? 何と言うアメリカン!(笑) と言う感じで今日はここまで。
動画も貼っておこうっと。ああ、見てたらバイファムの1/100欲しくなってきた!


それではまた〜(K_K)ノシ