輝ける特撮出演者達 前編

シャリバンのポーズは居合っぽい

今週もアキバへごー。今日は注目ゲームの発売日だもんね。
そう、タイトルにもあるように、宇宙刑事魂の発売日なのです〜。
で、やってみました宇宙刑事魂。一番初めにプレイするギャバンモードは宇宙刑事ギャバン、TV版のダイジェストみたいなもの。後、オリジナル要素のキャラクターと戦う宇宙刑事魂モード。まだ全部コンプリートしてませんが、そこそこ楽しめます。アクションゲームとしてはそこらによくある、広い空間で殴り合って敵を倒していく物ですね。
大庭健二氏の吹き替えはほぼ新規。千葉真一氏のはどうもTV版のリマスターっぽい。ゲーム作るからこの回だけお願いしますって世界の千葉に言うのも無理かもね。今回ギャバンだけクローズアップされたのは、やっぱギャバンのストーリーが一番秀逸だからかな。宇宙刑事ギャバン魂と改名するが良いぞ。父親であるボイサー役は上記にもある通り千葉真一氏。TV版で一回だけ友情出演したのです。ギャバン役の大庭健二氏は、JAC第一期生で千葉氏の弟子なんですね。師匠であり兄であり父親でもある。ギャバンとボイサー、涙の再会(ギャバンが地球に宇宙刑事として赴任して来た時、父である宇宙刑事ボイサーは敵によって囚われの身だった)はマジで泣けます。大庭氏は俳優としてはあまり有名じゃないかもしれないけど、アクションもこなし演技でも本気で泣くことを、この宇宙刑事ギャバンという作品でやり遂げた人。今回のゲームではほとんど新規の録音らしく、あの時の若さをまだ失ってはいないのだ、と感じずにはいられませんでした。
シャリバン役の渡洋史氏も今回新規の録音です。「赤射!」の声がとても気合入ってる。この人も今、相当歳くってる筈なのに若々しい。嬉しい事です。シャイダー役の円谷浩氏(ウルトラマンの生みの親、円谷英二氏の孫)は2001年にお亡くなりになっているので別の声優が担当。しかし円谷の人たちは病死が多い・・・これもDNAの為せる事か。ご冥福をお祈りいたします。
さて、バンダイのゲーム(私、アンチバンダイですから(笑)ですしね。文句言いたい事と言えば、決め技の必殺技がオートなこと。敵のその面のボスのライフをゼロにすると自動的にギャバンダイナミック、シャリバンクラッシュ、シャイダーブルーフラッシュが勝手に出る。自分でコマンド入れて出したいものだ。後、宇宙刑事達をサポートするメカ関連があんまりっていうか全然出ない事。てっきり宇宙星獣ドル(宇宙空母ドルギランの下部ユニットが変形する竜型ロボット)が出て自分で操作できるかと思ったが、物語の展開上でちょい見せ程度に活躍するだけ。しかもオートだし。ドル操って尻尾振り回したかったのに。グランドバース(シャリバンの巨大ロボに変形する宇宙空母。その姿は駅弁屋さんのようだった)呼んで駅弁いかがっすかぁって言いたかったのに。バビロス(シャイダーの宇宙空母。巨大ロボと巨大な銃に変形する)呼んで照準つけたかったのに。うーん、マニアな発言だぜ(笑)
えっとまあ欠点もあるけど、ちょっとサプライズだったのはオリジナルモードで故曽我町子様が“暗黒銀河女王”なる役名でご出演している点。そうか・・・これが最後の遺作になりましたか。重ねてご冥福をお祈りいたします。で、でさぁ、この暗黒銀河女王のね、ポリゴン顔が無闇にリアルなの。スゲー似てる(上によく表情が動く)・・・それも若い頃の曽我町子様に。正直スゲー輝いているよ・・・曽我町子様ファンには必携の一品ですね。
で、レンタルDVDのGARO見てたらヤバイ三時みたいな。いつもの事です。気にしないでください(笑)

続く!