コミックリュウが甦る、ですか・・・

ほ、本気!?

こんにちは〜エクシです。
何やら以前批評を書いた「重機甲兵ゼノン」が新連載されるそうで。詳しくはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/ekuseidcharge/20060529
かなりハードで暗いし(ほめ言葉ですよ?)ねぇ。そんな作品をどこの雑誌が掲載するのかと思ったら、来月中旬に創刊される新雑誌コミックリュウに載るそうです。20年以上前の雑誌を現代に復活させるというのがお題目なのです。
1979年に発刊された漫画マニアの間では結構有名な「リュウ」という雑誌がありました。徳間書店から生まれたもので、現在発行されているアニメージュの増刊で出された物で、石森章太郎先生が幻魔大戦等の連載を行っていたことでも有名です。名前の由来はやはり石森先生の代表作「原始少年リュウ」から名づけられたようです。
季刊から月刊誌に代わり最終的には「少年キャプテン」に代替わりした雑誌ですが、そのキャプテンも1997年には休刊。どうもジブリ作品「おもいでぽろぽろ」の興行収入があまりにも悪かった為、その赤字補填の為に人柱になったようです。くそっジブリめ!(笑)ゲド戦記も駄目になる予感が。幾ら日本の代表する映画シリーズだからってお金使いすぎるなよ全く。
まぁ過ぎた事はいいとして、今回も徳間書店からの発刊になるわけですが。でも正直大丈夫かという声が高い。現在徳間書店は漫画雑誌と言えば女性専門の雑誌(ボーイズラブ誌)しかなく、男性が読むべき漫画雑誌と言うものが全く無い状態だったのです。しかし、現在の萌え業界でこのラインナップはやばいだろとか思っちゃうんですよね。
まず「ゼノン」神崎将臣先生、奇抜でちょっとお下品な、うーん有名作品って思いつかない安永航一郎先生、青春バイク漫画『ペリカンロード』の五十嵐浩一先生、「東京物語」のふくやまけいこ先生と、あらら第一線を退いた人ばっかり(失礼)だわ。出来ればこれに秋恭摩増田晴彦が加われば以前「少年キャプテン」での自分が好きなメンバーがほとんど揃う訳ですが。問題はどれ位発行出来るか、ですね。いやぁ、この世知辛い世の中で博打するような漫画雑誌を創刊させちゃう徳間書店は凄い。何故博打かと言うと、この作家のラインナップでは今現在漫画雑誌に必要な「萌え」要素が全く無いと言う事です。そう考えたくないのですが現実はそうなのですから仕方ありません。さすが徳間、普通の雑誌ではやらない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこが(略)
と言うわけで、30代男性の人はこの雑誌を買うように! これは最優先事項です(笑)
エクシードチャージはこれからCOMICリュウを応援します。でもオタクルネッサンスって正直ダサイなぁ(笑)