レイズナーの嵐

レイ!ナックルショットフルパワー!

こんばんは、またもやプラモが増えるエクシです。
蒼き流星SPTレイズナーの主役機、LZ-00Xレイズナーのご登場でぇす!
当時バンダイから出されたレイズナーがもう…やんなっちゃう位かっこ悪くて、コレ本当にどうにかならないかと色々試行錯誤してかっこよくしようと改造しましたが、元が駄目だから何をしても無駄みたいな感じでした。1/72シリーズ(20センチ位?)はそれ以降ちょっとずつ良くはなってきたのですが、肝心要の主役機が駄目駄目な感じだからそれ以降のシリーズも出来悪いだろ、みたいなレッテル貼られてしまうんですよね。バルディ出来いいのに。いっそバルディ使ってリファインしたかったけど兄弟機のくせに全然形違うし。どおせいっちゅうねん。因みに、当時のはこんな感じでした。や、バルディ手元にあったんで。これでも出来の良い方だったんよ?

さて今回パチ組み(接着剤を使わない組み立て方)してみました。念願のレイズナーのリファイン模型です。1/72ではなく、それの上を行く1/48サイズ。以前からレイズナーのリファインプラモが出て欲しい出て欲しいと呪い(?)をバンダイに長年掛けていたのがようやく実りました。プロポーションはまあ中々の出来。だけど…あんまり可動しない。

今現在のバンダイの集大成とも言える模型クォリティというのは良く可動し、ギミックも内臓され満足のいくプロポーションと言うのが当然のようなものですが、正直こいつ結構動かない。腰周りのアーマーが邪魔してあんまり足を上げられないのは分かるけど、そんな事はいつものマスターグレードじゃ当然のように可動させていたじゃないかと思ったり、膝が二重関節の癖にそんなに曲がらなかったり。一番のガンが、肩。新技術でポリキャップを使わないだか何だか知らないけど、硬すぎて動かす時に非常に怖い。これだけ大きいサイズでありながら、とても勿体無い物に成り下がっているところが非常に惜しい。ホビージャパン(模型雑誌)とかでもうリファイン改修されてるし。改修されるところが多ければ多いほど「このプラモは駄目だ」と思われていたりして。
まあ、駄目なところばっかり言ってもしょうがない。コレは確かにそんなに動かないが、プロポーションはヒーロー体型をしていて見栄えはかなりいい。だがしかし、設定画を全く無視していると非難轟々。かっこ良ければいいじゃんねぇ?

写真ではありませんが、V−MAX(レイズナー特有の機能拡大、増幅システム)後の冷却状態を再現するハッチ等が色々開いたり。あんまり開けすぎるとプラスチックが曲がるので注意しましょう。つーか、このハッチもポリキャップで動くんだけど、硬くてパーツ曲がっちゃったよ。ひでーやバンダイ。ムカついたのでオイル差しました。可動部分で硬い所も結構差したかな。
ただ、造り易さで言うとトップクラス。いつもゲート切りでバリが残ったり削りすぎたりして泣いていたが、コレの大部分のパーツがインナーゲート方式(目立つ表面パーツにランナーを配置せず、繋ぎ目等にランナーを配置する方法)だから気軽にポンポン切って組み立てるだけってのがかなり良かった。プラモデルって大体「コイツはもう二度と作りたくない」って思わせる物ばかりだけど、コレはもう一度作ってもいいかなと思う位作りやすかったです。そういう意味では評価してもいいかもしれない製品です。バンダイが目指す、素人でも奇麗に、そして簡単に組み立てられるプラモデル、という志に基づいて作られた物だと言えるでしょうね。
でも、インナーゲートにするって事は、後でV−MAXバージョンとか言って蒼い透明プラで出来たレイズナーを出す気だったりして…。
しかし、これからバンダイのパームアクションシリーズとか言ってちっさいレイズナーがポコポコ出るらしい。模型ショップコトブキヤからもリリース決定だって。こちらは1/72サイズだけど。何でまたこんなにレイズナーが出るのかは良く分からないけど、レイズナー好きの自分にとっては、まあ、良い傾向だなと思ったり。でも、パームアクションの小ささ(8cm位)で2500円越えってのはちょっと無いんじゃない? バンダイさんよぅ。出たら買うんだろうけどさ。また何か出たら写真アップしますね。
それではまた〜。