デンジマンDVD一巻を視聴

チャウチャウをセレクションするとは…

電子戦隊デンジマンを借りて見てみるエクシです。
戦隊シリーズ四作目と以前にも書きましたっけ。玩具のダイデンジン関連で、いつかは見たいと思っていたシリーズです。レンタルショップに何故か前作のバトルフィーバーJをすっ飛ばして何故かデンジマン全巻があります。
今現在鵠沼にあるレンタルショップ「ファレノ」にある戦隊シリーズはゴレンジャー・ジャッカー電撃隊デンジマン。そこからいきなり最近のギンガマンから現在リリース中のボウケンジャーまでがDVDで貸し出し中。近年古い方(デンジマン以降)と新しい方(ギンガマン以前)をじわじわとDVD化(以前はビデオしかなかった)していって、全ての戦隊をシリーズ化するプロジェクト(そんな大層なもんじゃないけど)が立ち上がっているとかいないとか。
因みに戦隊シリーズの初期作品、ゴレンジャーとジャッカーは長い間戦隊シリーズに列挙されなかったけど、その理由はやはりバトルフィーバーJ以降のマーベルコミックス提携と言う名目があったからだと思う。今日もちょっとマニアックな話になりそうだ。


以前「東映スパイダーマン」のことを書いたと思います。そのスパイダーマンアメリカンコミックスマーベルからの出展。スパイダーマンが日本で一応の(?)成功を収めた後、マーベルと東映での提携作品が発表されました。それが戦隊シリーズ第一(仮)作品「バトルフィーバーJ」だったわけです。バトルジャパン・ミスアメリカ・バトルケニア・バトルコサック・バトルフランスと国際色豊かな戦隊だったと思います。そこから始まったマーベル提携作品は次作品「電子戦隊デンジマン」とそのまた次の作品「太陽戦隊サンバルカン」まで続きました。
戦隊シリーズがマーベル提携で始まったと言う事実は純然としてありますが、次作品「大戦隊ゴーグルファイブ」からはマーベル提携では無くなります。これは試行錯誤を続けていた戦隊シリーズが一応の完成を見たと言う事と、外資系の提携作品が日本の東映によってパワーバランスが覆されたからだとエクシは思います。デンジマンサンバルカンの時間軸が微妙に同じなのはマーベル提携だったからだと言う事が影響し、ゴーグルファイブから純日本作品になり戦隊一つずつの時間軸は同様にしないという事に企画立てが成されたと思われます。
それから戦隊シリーズは連綿と続けらる途上でゴレンジャーとジャッカーが戦隊シリーズに列挙されました。このニ作品は純国産。今考えると、何故バトルフィーバーJを含んだ三作品がマーベル提携だったのかかなり疑問ですが、これは先程も書いたように(パワーバランスの話ね)当時の東映が余りにも力が無かった為だと思われます。ミス・アメリカのみがマーベルデザインらしいですが(笑)
ゴレンジャーは初期作品にしてはかなり長い話数を誇り人気もありましたが、ジャッカーでハード路線に行ったせいで打ち切り。そこでマーベル提携の作品を打ち出したのはある意味苦肉の策とも思える事だったと思います。要するに金が無かった。スパイダーマンをTV化するに当たってマーベルとの関連を持った東映は業務提携と言う形で戦隊シリーズを何とか持ち直そうとしたのだと思われます。あ、因みにバトルフィーバーロボとかのロボットは日本人が考えた物だからね? と言うか、殆どのコスチュームデザインとかも日本人がやっているので、正直マーベル提携と言うのは企画立ち上げただけ、と思われたり。ミス・アメリカだけはマーベルデザインだったりするけどね!
バトルフィーバーJは未だにDVD化されてはいません(だからレンタルで無いんだよ)が、来年の2月辺りに発売が検討される模様。これだけ遅れたのはやっぱりマーベルからいちゃもんつけられたんか? スパイダーマンの時みたく。


あれ? デンジマンの話をしようと思ったのに何故か戦隊シリーズ中心の話に。デンジマン? うーん、兎に角子供の頃にちょっと見たことがあるのでけっこうデジャビュったりしております。当時、エンディング曲「デンジマンにまかせろ!」にちょっとビビッていました。これ見てね。
http://www.youtube.com/watch?v=D1Lv_gqJz_w&eurl=

振り向くな 振り向くな 振り向くな 君は狙われている
振り向くな 振り向くな 振り向くな 地球を侵す者たちに
邪悪の海からやってきた 恐ろしい恐ろしい ベーダーの一味
どうする どうする どうする 君ならどうする
どうする どうする どうする 君ならどうする
まかせるんだ 俺たちに 電子戦隊デンジマン

歌い始めから振り向くなと命令され、更に狙われていると脅され、最後は他力本願で終わると言うこの歌。どうすると矢継ぎ早に言われてどうすりゃいいんだか(笑)結局デンジマンに頼らなきゃいけないけないらしい。子供なんて無力ですからね。だからこの曲聴いた後、夜怖くて後ろを見れたり見れなかったり。ああそうか、デンジマンに頼ればいいんだなと当時は素直に安心しちゃいましたよ(笑)因みに曲冒頭の音(♪ボンボンボンボボベーボン♪つって分かるかな?)はヴォコーダーと言って、人間の音声を電子音化した物です。YMOの曲、テクノポリスの「トキオ」と言う音声が有名かな。作曲をしていた渡辺宙明の声を加工したものなんだって。因みにこの曲をエクシは素で歌えます(笑)
レギュラーメンバーに前作でバトルケニアとして出演していた大葉健二さん(宇宙刑事ギャバン)がデンジブルーとなって再び活躍。この時からもうこの方は東映で引っ張りだこだったんじゃないかと思われます。ジャッカーでもゲスト出演してるし。ヘドリアン女王曽我町子も今映像を見ると生き生きとしています。その副官ヘドラー将軍はメイクをしていて分からなかったけど、東映スパイダーマンの主人公山城拓也を演じていた藤堂新二さん。これもちょっとびっくり。ヘドリアン女王の忠実な部下を演じきります。
でも一番楽しみにしていたのはロボット犬アイシーを演じていたチャウチャウのワンコが見たかったり。皆もこれを見てデンジマンにまかせるんだ!(笑)
それではまた〜。