対戦は新しい時代へ

いざ行かん!戦場の地へ!

さてはて、昨日は対戦格闘の話をしたエクシです。
今回も対戦の事をお話しますが、これは格闘ゲームではなくアクションゲーム。あのガンダム嫌いなエクシが自分から望んでやる対戦アクションゲームです。
そう、その通り! 皆さんもご存知の「機動戦士ガンダム 戦場の絆」をやってきましたよ!


以前、夢のようなゲームを近未来と言う設定で発表したコミックスがあります。
BREAK-AGEアスキーコミックスから発表されたのは1992年の事です。粗筋はこんな感じ。
あまり遠くない未来で光通信が情報をやり取りする時代、ゲームでもそれが行われることになる。ゲームセンター同士で通信を繋ぎ、全国規模で行われる3Dロボットアクションゲーム「ブレイクエイジ」は人々の間で大人気となる。3DロボットVP(バーチャルパペット)は自宅のPCで作成する事が可能で、ある程度の制限はあるが自分のVPを作ることにより様々な仮想戦場を自由な形のロボット達が戦いを繰り広げる。
主人公の桐生はそこそこの腕である程度の成績を上げていたが、ある日針ねずみの如くな重武装の四脚VPに撃墜されてしまう。そのパイロットは自分とそう大差ない年齢の美少女だと知ると少なからずショックを受けるが、俄然とそのVPに勝つ事にこだわり続ける。それは意地だったか、それとも一目惚れか。桐生は新型の軽装VP「クロウ」を引っさげ、バケモノVP「ベンケイ」のパイロット、高原彩理に挑戦するのだった……。


はっ! 何でガンダムの話しようとしたのにコミックスの話してんだ俺は。まあ要するにそういうゲームが出来ましたよ〜って事を言いたかったわけです。この漫画が発表されたのは1992年の事。まあそれ以前に色々ありますが、似通ったのはこれじゃないかと思われたり。光通信が発達して、全国規模で対戦が出来る時代になったのは嬉しいことですね。と言うわけで今日は行ってきました、この対戦ロボットアクションゲーム「戦場の絆」です。
まずはどういうシステムかと言いますと、実は一回しかやってないからそんなに詳しくは分からないんですがね。分かった事だけを書くとしましょうか。所謂プレイレビューと言う奴ですな。


まず、プレイヤーはドーム型のコクピットに座り、そこでモビルスーツを自分視点で動かし敵を倒していくと言うもの。コクピット内はさすがドーム型。大体左右180度、上下は約90度位の視界で敵を捉えて攻撃すると言うもの。モニターが円形になっているのはどうも投影型だからだと思います。後ろに映画の映写機のような物がありましたから。それにしてもかなり鮮明で、どでかいモニターでした。
操作面はそれほど分かりにくくなく、セガの名作「バーチャロン」の様な物にプラスアルファを加えた様な物。両手用の操縦桿とフットペダルが二個。左右の操縦桿を前に倒すと前進、後ろに両方倒すと後退。右の操縦桿を前に、左の操縦桿を後ろに倒すと左旋回、その逆だと右旋回と言う感じ。右のフットぺダルはブースト、つまりジェット噴射による高速移動。左ペダルはジャンプ。右の人差し指のボタンは主武装ボタン。左は格闘ボタン。両方押すとサブウェポン。右親指にあたるボタンはロックオンを右に送り左ボタンは左に送ると言う物。つまりある程度の距離に達したら自動的にロックオンする形式なので、ロックマーカーを別の機体に送りたかったらそれでマーカーを送るって感じなわけですね。確かそんな感じだったような気がします。だって公式で確かめようとしたら説明書ダウンロード形式なんだもん。
で、まあそんな事はいいんですが、チュートリアルプレイが最初から無いのはどういう罠!? ぶっつけでMSを操らせるのはアムロを意識しての事でしょうか。と言うより習うより慣れろって事か。


プレイするには近くにあるカード販売機でカードを購入、登録しなければなりません。取りあえず初回プレイだったので初級者面サイド7にご案内され、民間人エクシはMSに乗ってザクと戦う羽目になりました(笑)
どうもこのゲームは四対四で戦う事が前提であるようで、他の機体もどうやら初心者が乗っている様子。突っ込みまくりの人とかくるくる回ってる人とか色々いたよ(笑)そんな中で何とか自分も成績残せました。500円投入し、二回戦闘。ニ機撃破し、一回撃破されるというプレイを二回繰り返した。

まあ初心者にしてはいい成績なんじゃないかなと思った。普段からこういうゲームやってるからかな。二回とも四人中一位でしたよ。ひょっとして期待の新星誕生か!?(笑)
まあそんな感じでエクシは二等兵に昇格、無事に初回プレイを終えられました。まあ自軍である連邦軍は二回とも惨敗なんですが(笑)どうも味方が撃破されれば幾ら自分が頑張っても駄目みたい。要するに自軍の被害を如何に抑えられるかで勝敗が決まる様子です。ぶっつけでやったからなぁ。もう少し慎重にやりたかったかも。イヤホンマイクで同店内なら会話、離れている場所ならボイスチャットが出来るようになっているので、他の三人と交信する事が可能です。簡易軍隊ゴッコが出来るって訳ですな。
龍飛「二番機エクシ! 右のザクに撃ち込みつつ後退しろ!」
エクシ「二番機了解! 三番機ニム! もう少し前進して援護してくれ!」
ニム「え〜〜? これ以上前進したら狙撃手の意味が無いノルマンディ上陸〜〜」
ゲティ「あの、自分突っ込んでいいですか? いいですよね?」
って感じで即興軍隊ゴッコ開幕〜〜!! ニムごめん。君は何故かヒロポンになっちゃった(笑)
こんな感じで通信が出来るのはちょっと今までに無かったと思います。戦場の絆とタイトルに付けたのは、こう言った小隊のチームワークを重視したかったからだと思われます。絆が無いと勝てないという事ですね。あ、想像したらちょっとワクワクしてきたかも〜?
まあそんな訳でこのゲームはちょっとやりがいがあり、人気がでるものだとエクシは睨んでいます。ゲームの動いているところはいまいちCGがちょっと粗い感じがしましたが、全国規模での対戦を考えればこのくらいが限界かもしれません。こういうゲームはオンラインで出来るじゃん、とお思いかも知れませんが、正直この画面のでかさと迫力、酔いそうなまでの臨場感は家庭用のゲームモニターでは再現不可能だと思います。多分バンダイ一社では出来なかったと思われるこのゲーム。どうですか? やってみたいと思いません? やりたい人はゲーセンに集合だ! 因みにニムと龍飛さんは問答無用で地獄に付き合ってもらうぜ?
それではまた〜。