Exe! 開催です!&色々

お店ってこんな感じやね

昨日の続きのエクシですよ。
後ろが見えなくなる寸前まで荷物を後部に詰め込んで、一路向かうは下丸子の大田区民ホール。下丸子? なんか何かの用事で来た事があるような無い様な……ま、いいか。
ホールまん前に有駐車場。しかし、この施設を利用する為か、はたまた駅のすぐ近くだからかとても利用しやすい最長料金1000円の駐車場。遠慮無く止めて搬入作業を開始。荷物は三回位に分けて運ぶこととなった。売れるといいなあ。
会場は地下一階で、正面ホールから入るより外側の階段から直接降りた方が良いと後で気づく。搬入の時にやたら時間が掛かってしまったような気がした。我々共闘三世社のブースは角っこの19番。結構いい位置かもしれない。会場の配置はステージに向かってコの字を描くようにテーブルが配されている。全部で24サークル。かなり小さいイベントであると言えるかも。まあでも最初だからね、こういう試み(同人誌とフリーマ−ケット)は。


そう言えば、よく言われているサークルとかディーラーとか言う言葉がある。ホビーイベントではディーラー、同人誌即売会ではサークル。考えてみればディーラーと言う言葉は車を売る側でも使われる。でもホビーイベントではどちらかと言えば素人に近い人がディーラーと呼ばれる。超巨大ホビーイベント、ワンダーフェスティバル等に使われる言葉で、これは当日限定の版権を借り受けて商品を出す、と言う意味で言われる言葉、らしい。つまり、例えミニマムなイベントでも本人がバンダイに許可されていないガンダムの模型を作って商品として売り出した場合違法となってしまうから。だからホビーイベントではどんな題材でも作った元のデザインに起因する会社に当日だけこれを作ってもいいですか?と許可を貰う。それが当日版権システムと言う物らしい。これは何故か模型限定で行われる事で、同人誌のような物ではそう言った版権は適用されない。やはり本より模型の方が会社的にダメージが多いのか? 同人誌を作る、販売する側はサークルと呼ばれる。同好の士と言う意味合いだから、別にバンダイに許可貰わなくてもガンダムは書けると言う話らしい。因みに同人誌に関して「その本はわが社の商品の真似で著しく権利を阻害するから止めろ」と言う訴訟問題は余りと言うか全然無い。これは結構不思議なことですね。


うわ、話が逸れた。ま、バルディオスに関しては版権が宙ぶらりんになっているので何を書いても好きに出来ますね、龍飛さん。そんな訳で早速設営。商品をドカドカとテーブルに並べ、小・中位の物はテーブル上に。でかい物はテーブルの下に配置。全部並べてみるとそこにはまさに露店の様な出で立ちとなった。中央には我がサークルの切り札、バル本を表裏で積み上げる。その奥にはエクシが龍飛さんの為に落札したバルディオスの玩具が。約26年前の玩具は多分、来た人の目を奪うことだろう。龍飛さんには事前に持ってくるように頼んでおいたけど、本人も持ってくる気満々だったようだ。
10時を過ぎて会場の責任者が開催を宣言、そこで皆が拍手をする。これは結構恒例の事で、コミケ等のドでかいイベントでも拍手が巻き起こる。ちょっと不思議な光景かもしれない。閉会は四時半までで、それまで兎に角商品を売り捌くのが今回のミッションとなります。
と、ここで周りを見てみると、うち程売る気満々な所は見られず、どちらかと言えば展示、そして販売物はコピーや折本等の商品が大多数を占める。店らし店はぶっちゃければうちだけなのでちょっと拍子抜けしてしまった。おかげでうちのサークルは結構人が訪れる機会が多く、エクシ所有の玩具もどんどん売れていく。持ってきた物の殆どが中古だったからそう言う値段設定にした故だと思われる。四万円のお釣りはちょっと持ってきすぎたかも(笑)
熱烈なバルディオスファンのHP、マリンランドを管理なさっているぱじゃたさんも来訪。バル本を三冊も買っていただけた。ぱじゃたさんの分だけでも無料にするべきだったかな? まあそれを決めるのは自分じゃないのですけど。マリンランドにはいつもお世話になっております、ぱじゃたさん。時々資料の参考にまたHPに訪れる事がありますので宜しくお願いいたします。
午前中になって殆ど何も食べていない自分がいたので、会場を龍飛さんに任してご飯を食べてくる。街中を歩いているとモスバーガー発見。適当に食べてすぐに戻ることにした。そう言えばどこかで見たことがある地形だと思っていたら、ここはA・M君が一時期住んでいた場所じゃないか。当時来る時は決まって夜だったから気づかなかった。彼、ここで何年暮らしてたんだろう?
さて、戻るとまた売り子。会場はとても小さいし、訪れる客がHPを見た人限定になるので玩具の売れ行きが始まった時に比べると微妙に悪くなる。これは閉場一時間前に半額セールにしなきゃだな、と画策するエクシです。だって出来るだけ手ぶらで帰りたいじゃない?
あと二時間位で終わる、と言う時にいきなりアナウンサーのような女性がマイクを持って24サークルをひとつずつ回ってコメントを貰うと言う事態が起こっていた。マイクアナウンスは苦手じゃないけどここは代表の龍飛さんの出番やね。マイクを渡されるとバルディオスの本についてコメントする。映画で完結したのでは? と聞かれると、TVの方が見応えがあったし、どちらかと言えば映画よりTVの方が好きなのでそれが曖昧なまま終了を迎えたのは残念だと答える龍飛さん。まあ映画の方はちょっと物語の展開にあやふやさがあったからねぇ。総集編みたいな映画と言うのは結構今まであったし、有名なガンダムですらはしょり過ぎな編集が多かったし。それでもガンダムは人気が出たからいいけどバルは全く人気出なかったからなぁ。かなり残念だったかも。ま、それでも完結までやり切った感覚がほんのちょっとある映画版は貴重な映像資料だと思います。
マイクアナウンスが終わり、何か知らないけどいきなりインディーズで活躍している人のカラオケとビンゴ大会。ますますサークル即売会ではなくパーテイの様な雰囲気になるExe!の会場。結構早めにビンゴしてHGUCのゴッグをゲット。3CHさんの所の絆セットにゴッグが無かったからあげちゃおうかな。どうせタダだし。
舞台の奥には投影スクリーンで色々なアニメや特撮のOPを上映していた。は、いいんだけど、セレクションが兎に角コア。トランスフォーマーZONEなんて誰も知らないよ。妖怪人間ベムは何故か知らないけど第二期のOPだったし。あまり人が見られない物を特選しているとしか思えなかった。閉場最後辺りに宇宙戦士バルディオスのOPが流れたのがちょっと感動。その時皆の視線がうちのサークルに向けられる。ああ! 見られてるよ!(笑)会場責任者の不惑さんに感謝したいと思いました。
午後四時半を過ぎて撤収準備。普段から会計が仕事な自分だからお金の管理は大体自分がやりました。本は15冊も売れたのが嬉しかったのかとても気分の良い龍飛さん。考えてみれば初の同人誌イベント参加で十冊以上売れるのは中々快挙だと言える。これがコミケとかだったらどうなるんだか。なので龍飛さんはとても納得していたが、自分の売り上げはかなりイマイチだったので物を売るのは大変だなあと思う。3220円って何さ(笑)バイトの最低賃金でも六時間だったら3600円は稼げるよ? とか思ったけど、誰もやった事が無い今回の同人誌とホビーのフリーマーケットを合体させたイベントは、ある意味無理な物だったと思う。同人誌を買う人とヒーローやロボットの玩具を買う人の微妙なジャンル違いが浮き彫りになった気がする。だってこれらは同じようでいてはっきりとジャンルで分ければ別の物だから。まあそれでも半額にしたりして在庫処分が出来たのは嬉しい事ですけどね。三回に分けて搬入した品物はたったの一回で持ちきれた事だし。まあ他のサークルに比べれば大健闘した方でしょう。バル本の残った在庫はもっと同人に傾倒したイベントで売る事になる。今回買い逃した人も、まだまだ在庫ありますから期待しててくださいね? イベント参加が決まり次第告知いたします。


帰宅して少し休憩の後、龍飛さんとは解散して急ぎで喪服にお着替え。友人のお祖母ちゃんが亡くなったとの事だったので急行。コンビニで準備してお通夜に行ってみる。小さい頃、友人が祖母の家に一時期住んでいた時に、自分もちょっとお世話になった事があるからご冥福をお祈りに行かなければと思っていたのです。享年91歳との高齢で逝去されたらしい。かなり大往生だと言えるでしょう。今までお疲れ様でした、と手を合わせました。友人には会えなかったので、まさに人知れず来て去っていくと言う感じで帰ってきた。


かなり疲れて帰宅。PCを付けてその周りに飾ってあったグフカスタムを手にとって見たら……

あれ!? 角は!?
角の無いグフはただのグフ以下だ……と思ったエクシです。因みに捜索中。見つけた人は一報お願いします(笑)
それではまた〜。