電王鉄道日誌 第九話 俺の強さにお前が泣いた

他に比べると普通じゃん?

ちょっと遅れての更新のエクシです。
今回ハナが大活躍して主人公良太郎君が更に空気になっている。しかしこれが電王クオリティ。気にしてはいかんぞ、諸君。
空手部の大会に出る候補を次々と襲うイマジン。しかし闇討ちしているのは黄色いイマジンでは無かった、てな感じ、だけど練習と称して道場破りするのはいいのかと(笑)
今回の敵はサイイマジン。優勝候補でキンタに憑かれている本条以外を全て病院送りにしてしまいます。まだ名付けられてはいないのでしょうが、黄色いイマジンはキンタロスで通しちゃいます。この子何のイマジンなんだろ。あ? クマ? クマー!!(笑)ところでキンタは本条君がイメージしたイマジンだからイメージ自体はこのままなんでしょうね。
過去に本条君は決勝戦にて病気で倒れてしまいます。これが次の話でネックになる所だと思われ。しかしパワーでモモが勝てないイマジンってのは結構彼の地位を危うくする奴だったりして。相打ちかと思われたけど攻撃力と防御力に勝るキンタに敗北。思うにソード=モモって万能型だから偏ってる能力の奴には結構苦戦するんですよね。
ハナはどうも壊された未来から来た人間だと言う事。壊された世界? つまりパラレル、別次元の世界の住人かと言う事だろうか。それともイマジンの過去破壊行動によって本来生まれるはずの人間、結ばれるはずの男女が結ばれずに終わってしまったという事だろうか。生まれた後で過去破壊が起こり、消滅するはずの所をオーナーに助けられたと言う事? まあこれは次回を見れば分かると思われます。多分パラレル世界の事はやらないと思うんだけど。設定がややこしくなるし。破壊魔定光とかさ(笑)オーナーが表とか作成して見せながら説明してくれると面白いんだけど。そりゃ無いか、一応暗い話な訳だし。ハナがイマジンを強く憎み、良太郎君にとても優しいのは自分の様な人間をこれ以上生み出して欲しくないからだと考えられます。この電王と言う話は良太郎を通してハナがイマジンにもそう悪い奴ばかりではない、と言う事を学んでいく物語になるのかも知れません。
今週のエクシ予想。本条君の病気と言う事について言及したいですね。彼=本条君がキンタに何を望んだかと言う事。多分病気を治して欲しいだと思われます。しかし、本条君の病気は不治の病。何も出来ないキンタの「俺の強さは……泣けるで!」と言う言葉はここから起因すると思われます。そして不治の病は進行しきっていて、本条君は死を迎える。だから予告でキンタ消滅云々と良太郎が言っているのではないかと。そう考えると結構納得いく事ばかりなんですよね。さすがのイマジンでも病気を治すと言う事は不可能、でも憑いている間だけは普通の身体、元気だった頃の自分を取り戻せる。そう言う哀しみがキンタの喜怒哀楽の内の哀ではないかと思われます。短い間だったけど本条君は元気だった頃の身体を取り戻して良かったと思い、良太郎にキンタを託す。サイイマジンは契約完了し過去へと飛ぶ。哀しみの戦士アックスフォーム誕生、と言う流れで。あ、やべ……なんか泣けてきた(泣)
と言う訳で次回はハナの過去とキンタのダブル哀話。結構暗くなると思われるのですが、良太郎君なら気持ちよく修めてくれると信じてるぜ。
それではまた〜。