ZONE OF THE ENDERSの世界 そにょに〜

リボでねぇかなぁリボ

さて、前回の約束通り大体の世界観や歴史等を見ながらゾーイを解説していくエクシですよ。
まあぶっちゃけるなら地球人類と宇宙人類の骨肉の争いを描いた作品ですね。よくあるよくある。しかし緻密な設定が功を奏し中々面白い作に仕上がっています。
骨子としては、地球と火星の戦いと言う感じ。人口が爆発的に増加し、開拓民よろしく火星をテラフォーミング(地球環境に準じる、宇宙服無しで生存出来る環境を作り出す行為)プロジェクトにより生存出来る環境を増やした人類。新たな植民地を得た地球人類は木星で未知の鉱物資源を得る。未知の物質メタトロン。この鉱物の発見により人類は新たな道を模索すると言うのがバックボーンですね。

開拓民である火星の住人達は、地球の政府に圧制を強いられ、尚且つ差別されていた。差別される理由は様々だが、重力が地球の半分以下しかない火星、そこに住んでいる人間達は基本的に脆弱で筋力の無い不完全な人間と見られがちだったと言う事が挙げられる。その為火星以遠の人間達をエンダー(田舎者)と言う意味で差別する事が多くなった。国連宇宙軍は武力を背景にした圧制を強いて、火星の人間達を奴隷の様に扱っていた。そこで火星の住人達に反地球気運が高まり、反地球軍とも言える火星軍バフラムを組織。LEV(Laborious Extra-Orbital Vehicle)と呼ばれる宇宙空間での作業マシンを兵器化し、いつ戦争が始まるとも分からない確執が高まっていく。
2157年、メタトロンの発見から数十年。その空間圧縮技術による優位性を得ていた火星側は地球への領土侵犯を行い地球と火星の確執を更に深めていった。空間圧縮技術を応用したウーレンベックカタパルト。目的地までの距離を空間圧縮し、瞬時に目的地へ物資を移動する技術は火星の発展に務めていく。そしてその大半の技術を欲していた地球側は最新技術を我が物にしようと画策していた。差別される原因は結局の所メタトロンの優位性があっての事だったのだ。虐げられる状況に、バフラム上層部はLEVに代わる新しい戦術兵器を必要とする。メタトロン技術を応用し、量子コンピューターを内蔵した今までに無い優れた機動兵器、オービタルフレームが誕生するのだった。

こんな感じでOF(オービタルフレーム)誕生となる感じ。軍用LEVは基本的に作業機械を兵器化した物で、OFは最初から兵器として開発されたと言う骨子がある為、その機動性や戦闘能力は雲泥の差でした。OFは重力無視出来るんだもんな。そりゃ勝てないよ地球軍(笑)
では次、箇条書きで作品毎の簡単な説明等。年表も一緒に掲載しますぜ。と思ったけど書きすぎたし長く続きそうなので次回に譲る〜。と言う感じで今日はここまで。
それではまた〜(U_U)ノシ