アオシマレギオスの惨状

こりゃひでぇ

何となく予期していたのでそれ程のショックを受けていないエクシです。
しっかし聞いていたより更に状況の悪い商品になっていて吹いた。エクシは以前、海外製品であるトイナミのレギオス「エータ」を買いましたが、これはそれを大いに上回る駄目っぷり。所々良いパーツに交換されていますが、顔は浮かび上がる、飛行形態でちゃんと腕が収納されない、塗装は剥げまくる、関節が硬くてポーズが付け難い等などとまあ散々でございました。良く地雷と言いますが、トイナミ製品は基本的に精度が悪く、良品を掴めたらラッキーという感じなのですね。海外製品だから日本で流れてきた商品を返品・交換するにも一苦労。だからアオシマがレギオスを出すとなった時は結構喜んだものです。
しかし、来た物はコレ。変形時にパーツの合いが悪く、引っ張っても伸びないのでちょっと力を加えたらこんな風にロケットパーンチ。元に戻そうとしても正直無理です。自分、基本的に玩具に愛がありますので自分で出来る所までは修理や改造は行います。しかしこの製品に対しては無理。殆どのパーツはビス止めでは無く接着だから分解にはほぼ壊す様な感じで行わなければ無理だからです。多分ABS用の接着剤とか使ってるから前の接着跡を削って接着、なんて言うとてつもない手間が掛かること請け合い。どーすんだよコレ。まあ処置は決まっていますけどね。
と言う事で色々調べてみたんですが、どうもアオシマは今回の商品で対応に四苦八苦しているらしい。送って、更に良品に交換するのに一ヶ月以上掛かる見込み。少なくてもアオシマ側は出荷した量の何分の一かを倉庫に保持、クレームが来たらそのお客様には保持している商品を提供と言う感じになるはずが、どうもその在庫があるかどうか分からない。つまり一ヶ月は異常だと言う事なんですな。どうしちゃったのかアオシマ! と色々言われていますが、どうもこの商品、アオシマが手を入れていないのかも知れないですね。手を入れたとしても設計段階位で、後は製造等をあちらに任せたんじゃないかと思います。むこうの奴らがこっちを舐めきって「HAHAHA! 日本ならこの程度でいいでSHOW!」とか言いながらこの商品を出した可能性あり。少なくてもアオシマさんはいつも良品を提供していたんですから、多分その煽りを食らっている可能性が高いんじゃないでしょうか。これは邪推以外の何物でもありませんが、日本のプラモや玩具の老舗であるアオシマが少なくても商品の出荷前、検品をした時にコレを許すはずが無いのですから。随所に海外の爪跡と言って良いほどの粗がありますから。
まあそう言う訳で今度の休日にでも電話してみようかなと。買ってしまった人は既に手遅れ、まだ買ってない人は全力でこの商品を避ける事をお勧めします。と言う感じで今日はここまで。
それではまた〜(O__O)ノシ