ガンヘッドの事

嬉しそうな高嶋さん

昔の事を思うエクシです。
1980年代は、正にリアルロボットに魅せられた時代だったと思います。81年にダグラム、83年にボトムズ。リアルロボットが突き詰められ、遂にはそれを実写化しようなんて言うアホ(褒め言葉)な事を本気でしようとした人達がいました。制作費にして約15億円。バブル時代の徒花と言いましょうか。まさか実写で本気で(本物の鉄ではないにしろ)巨大ロボを作ろうなんて事考える人はそういない。以前ボトムズを鉄板で作ったのは実は二番目に稀有な人だったのですよね。材質的には多分ガンヘッドは勝てないでしょうが。
こんな馬鹿げた作品を作ろうと言うのはガンヘッド製作委員の方々。ぶっちゃけ、東宝サンライズバンダイ・イマジカ・そして角川の会社系列で制作費を出し合い、脅威の未来映像をぶちまけた、本当にバブリーな作品。長らくDVD化は見送られてきましたが、最近になってDVDが販売されたのは何かの符号(とは言っても2月だけどw)でしょうか。当時高校生だった自分は何故かこの作品に入れ込み、更に映画まで見に行った記憶があるのに、なんでか知りませんが内容はさっぱり忘れてしまう始末。因みに発売されたDVDの為か、動画サイトでは予告のみしか見れません。一応youtube貼っておきますね。

映画を見にいった直線的な感想は、外人と日本人の主人公がほぼ別の言葉で喋っているのに何故かコミュニケーションが取れる所(笑)TBS系列でTVで出た時には吹き替えになってその不自然さも解消されたらしい。さて、早速オークションにでも行ってみようか(笑)因みに絶版のサントラも同梱されるらしい。オイオイ、それ欲し過ぎるぜ。
まあ当時はCGなんて便利なものはありませんでしたから、ミニチュアや舞台となる場を全て手作りで作るしかない。だから今のCGの様な微妙不自然さも無い。代わりに動きがちゃちになったりするデメリットもありますが、そこはそれ。楽しんで見なければばちが当たります。だって15億円だぜ?(笑)
メディアミックスと言う意味ではパトレイバーより後の作品となりますが、映画・コミックス・小説・ゲーム。カセット文庫(CDドラマとは当時では言わない)等幅広くガンヘッド作品が作られました。一応殆ど制覇している自分がいる(笑)PCエンジンのガンヘッドはハドソンになっていますけど、製造元はコンパイルなので安心してください(何が?)
子役でイレヴンという役の女の子がいますが、これは水島かおりさん。なんと「仮面ライダークウガ」で科捜研にいた榎田ひかり役ですよ! あの頃子供だったあの子がもう一児の母役ですよ! 何と言う時代の早さ。俺、歳取ったんだなあと実感してしまった今現在(泣)
主演でブルックリン役の漢らしい主役は高嶋政宏さん。が、高嶋政宏を見るとこれを思い出すんだよなあ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A_%28%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E%29
何か攻撃されてるぞ(笑)余り言及しない様にしようっと。
他にもガンヘッドを高嶋さんが操縦している時、操縦桿が折れてしまうと言うハプニングをそのまま撮って演出にしてしまった等、ある意味伝説と語り継がれても遜色無い作品である事に変わりは無いと思われます。皆もガンヘッドのDVD、買ってあげようね!(笑)と言う感じで今日はここまで。次回は海外リアルロボットについて語ります。
それではまた〜(I_I)ノシ