関西紀行 その二

紅葉はもう少し寒くならないと!

今日も旅行のエクシです。
七時半頃に起きて朝ごはん。しかし何だか微妙に起きていないエクシでした。今日はCPAPが無いからかも知れない。2LDKのちょっとしたこの宿泊所はホテルとか言うよりマンションの一室の様な雰囲気だ。ホテルではないから、勿論朝食は自分達で用意する。昨日の帰りに買ったじゃこ等を食べてご飯終了。まさかお米まで持ってきていたとは思わなかったですよ、母様。
で、午前中には出ると思ったけど、前日に行った美術館がかなり混んでいて疲れたので、その疲れがまだ抜けきっていないらしい母様。午後にのったらくったら出るのであんたらは午前中に行きたい所に行きなさいと言われる。なら俺も午後までのったらくったらしたいよ!(笑)と言いたいところだったがKさんもいるし、二人でとりあえず軽く何箇所か回ってみようと言う事に。目標は大覚寺の紅葉であります。
と言う事でまずは大覚寺の紅葉、と思ったけど道中ちょっと綺麗な池(とは言ってもかなり大きい)で虹が掛かっているのを見て、Kさんがカメラマン魂を燃やす。自分も撮ってみたり。

場所は広澤池。これでも池なんだそうな。そう言えば湖と池の違いとはかなりあいまい。基準となるのは「水深5m」「植物の生息」「大きさ」がネック、らしい(笑)この池は平安中期辺りに当時の豪族が作ったと言う話らしいが詳細は結構不明。人工的に作られたと言う事で池の呼称で呼ばれているとも思われる。12月に入ると池の水を抜いて「鯉揚げ」と言う収穫行事があるらしい。
目的地の大覚寺に着くと、そこにもちょっと大きめな(広澤池ほどではないが)池、大澤池が出現。三脚持ちのエクシはKさんの補助をしたりして写真も撮ったりしていた。目的の紅葉は残念ながらまだ全然。入り口辺りにあった紅葉で我慢する。まあこれでも結構綺麗でしたがね。

その後安部晴明神社に行ったり(笑)何故ここに!? と思ったけどただ単にKさんが来てみたかっただけらしい。

本当にKさんは面白い(笑)その後更に奇妙な場所、称念寺に行ってみた。ここは猫寺と言う事で有名らしい……が、どうもかなりマイナーな寺だった。寺の半分が月極駐車場になっててびっくりしましたぜ! その寺でしか買えないと言う猫お守りがKさんのお目当て。しかし売っている人等いない。と思ったら奥の寺の人の家の前に田舎の野菜売り所よろしく「ここにお金を入れてください」の箱とお守りが置いてある。これにもちょっとびっくりしたぜ。仕事場の猫を引き取ってもらったお姉様やそのほかの人の為に何個か買っていく。犬お守りもあるだろう、と漠然と考えていたら本当にあった(笑)ま、これはついでなんでしょうが。

京都の街はぶっちゃけ迷路である。晴明神社に行った後の称念寺へ行く道中とか、地図があっても現在地がどこだかわからなかったり、タクシーに乗っても運転手がその目的地が分からなかったり。母様から12時半に戻ってくるように、と言われたのでかなり急ぎで宿泊所に戻る事になった。つか三時間で三箇所も回って来れたのは結構僥倖だと思う。ま、どれもマイナーな場所でしたが(笑)
その後母様と合流、タクシーの運ちゃん雇って物見遊山。大原三千院鞍馬山を回ってみた。


大原三千院はかなりの人。やはりここでも紅葉は少ししかない。多分来た人達皆が思っていたことだろう。しかしこの庭園風景等はなかなか見ていて心地よい。数枚撮って、次の鞍馬山に向かう事にした。


鞍馬山では雨に見舞われる。更に上に登ってみたかったがロープウェーは三十分の待ち時間。ならば徒歩で行こう!と言う母様一人。いや、どう見ても無理(ロープウェー乗り場で大体の広さは確認したから)でしょ、それは。急な登り坂、チェックポイント一箇所目の由岐神社でグロッキーな母様。まあ予想はしてましたがね。

しかしタクシーの運ちゃんの言うことは結構いい加減だったので一同はげんなりしていたり。だってこっちの質問は全然聞いてくれないんだもん。まるで案内をテープレコーダーで聞かされた様な感じだったが、料金は結構安かったので余り文句は言わない様にしておきます(笑)
京都駅で小腹が空いたのでにしんそばを食べてみたり。夕方辺りに品川へ直行の新幹線に乗り、双方とも帰路に着いた。
なかなか味のある小旅行だった。メジャーな所はそれ程行ってないのが惜しかったけど、またこのメンバーで行ってみたいと思うところ、エクシにとっても有意義な旅行だったと思う。今度の大阪はもう少し下調べしてから行こうっと。と言う感じで今日はここまでです。
それではまた〜(K_K)ノシ