亜空大作戦日記第三回

おはよーっすって感じなゴリラの食卓w

次回にやるっつっといてかなり期間が過ぎてしまったエクシです。
今日はキャラ紹介後編と第一話から第三話までのちょっとした感想等を。
第一話「その名はゴリラ 前編」
第二話「その名はゴリラ 後編」
第三話「クライムの牙」
見た所、多少の粗はかなりありますが、物語的な面で言えば結構と言うかかなり面白い部類に入る作品だと思います。しかし子供番組として見るなら……ちょっと難しいんじゃね? みたいな。と言うわけで取りあえずのノルマ、メインキャラ紹介後編。


ウーディ族、30歳のベビィフェイス(西尾徳)はスラングルや個人トレッカー等のメカマン。獣人、ゴリラの様な容姿が無骨さを醸し出すが、本人は至って純情であり真面目、温和で涙もろい。メカに対しても繊細で、最新パーソナルトレッカーを苦もなく整備、修理する極めて正確な腕を持つ。趣味はインストゥルメンタルギターの弾き語り。愛機はベビーザウルス。

年齢不詳経歴不詳のマジシャン(増岡弘)は変装の名人。チーム内最年長の彼はドク・マンディの情報屋だったらしい。小柄な老人の様な風体をしているが実は不定形生物であり、姿形を自由自在に変えられる。自分の容姿を忘れてしまうほどに長命である。本来単独で行動していた為か、チームと一緒に寝食を共にする事は無いが、協調性が無い訳ではない。小柄な老人体の時はいつも笑顔を絶やさないにっこりお爺さん。愛機はマジカリアン。

地球人系のドーリィ(平野文)は17歳と言う若年ながらUGS軍所属の女性ばかりの部隊、キャッツ・アイの元メンバーである。爆発物や射撃の技術はセクシィに負けず劣らず。性格は明朗快活でゲリラ戦の技術に最も長けている。愛機はセクシィの乗機でもあるボンビーを継続して搭乗。

地球人と他星系人のミックス、シュガー(中尾隆聖)は19歳。トレッカーの操縦技術、射撃技術を見込まれてゴリラチームに配属された隊員。無口で落ち着いた性格だが、子供が好きだと言う優しい性格を持つ青年。スラング支援戦闘機ショルダーマイティの専任パイロット。愛機はセントロースターとエアロマイティ。

ドク・マンディ(小林清志)はギャラクポリスの特別機動局長官でありゴリラを組織した人物だ。チャンスとは長年の友人でありその関係に敬語は不要のようだ。普段は冷静沈着な性格だが、思いがけぬほど大胆な行動を取る事もある。早期からクライムを危険視していた人物である。ギャラクスペース誕生200周年パレードで暗殺されてしまうが自らの脳を電子頭脳にコピーして、死後でもチャンス達を支援する。ゴリランベースのメインコンピューター「教授」と直結して様々な交渉等を行う。因みに教授が小型端末で持ち出される時は「助教授」と呼ばれる。

マンディの秘書であるドロシー(小金沢篤子)は実はチャンスの婚約者。マンディが多忙の時は彼女が代わりにゴリラに指令を出す。ゴリラの事をマンディよりも熟知している事から、ゴリラチーム創設の頃から関わっていた様である。マンディの死後はゴリラチームと行動を共にする。

と言う感じですか。各々個性は強いですが、誰が主役と言う訳ではない物語作りは結構見応えがあり、つい見返してしまうほどに面白い作品だと思います。
しかし物語はかなり高学年向けの作品だと思いました。第一話から第三話まで視聴しましたが、言葉の端々で見る世界観やギャラクスペース連邦の構造等、組織図で説明してよーーー!!と思いたくなる位難解です。

第一話、第二話はゴリラチームの創設試験。その試験には連邦の総監であるギルバートの思惑も絡んでいます。
ギルバートはゴリラチームの創設の為にマンディとある賭けをします。それは脱出不可能と言われている連邦刑務所から囚人として潜入したチームが脱獄、逃亡を成功させると言うものです。
賭けはチーム創設試験でありながら、連邦の警察機構を見直すと言う意味合いもあり、更に新型トレッカーヴィークルの運用試験も兼ねていました。六人は脱獄を成功させ、連邦警察の追っ手を重力空間(どんなトレッカーでも突破出来ない超重力力場)で振り切り、見事彼らの新基地、ゴリランベースへ逃げ延びる事が出来るのです。
因みに今回の作戦は隠蔽工作等が行われない、完全な「事件」として扱われる為、連邦警察は面目丸つぶれ、と言うお話でした。つまりは失敗すれば命が無い、試験でありながら命がけな任務だったのです。これが、非合法チームゴリラを顕しているとも言えます。そう言えば脱出の際にほぼ無血(殺し無し)で行っていたことにも注目したいところでしたね。

因みに上の写真のギルバートの声の人は石森達幸。ってそりゃ月影長官やんけ。こんな処でもミスしてるのか、この人は!(笑)


第三話はいきなり連邦の大統領選挙の話。何と今回圧倒票差で当選したアボストは実はクライムの手先。しかし大統領だけで全てが決まる訳ではなく、下部組織の人事管理コンピューターが政府の要人の人選を行うと言う非常に細かい設定。その管理コンピューターにクライム工作員の魔の手が迫る、と言う事でゴリラチーム出動!な流れでAパートが終わってました。これ子供分からんだろう、普通に考えれば(笑)と言う事で、大人な視点で見れば結構面白いかなと思います。当時子供だった自分は何て話ばっかでロボ出ねーんだろうとか思ってましたっけ。
今、改めて見れば、少し勿体無いな、と言う部分ばかりが目立つ作品だと思います。メカのデザイン、世界観などあらゆる面で当時の作品には無い魅力が醸し出されているからです。しかしセクシィは無駄に性的ですね(笑)
これから継続して視聴してみます。面白い話とかあったら、また何か書くかもです。と言う感じで今日はここまで。
それではまた〜(Y_Y)ノシ