バルディオス製作中……日記 第一回

腰アーマーが問題です

お久のエクシですよ。
コミケまでの時間、ポスターを作ったり色々してみようと言う案が出されたので、エクシはプラモを作り始めていました。
「ただ作るだけなら棒立ちロボ」と言うこのバンダイバルディオス1/550。ならばここは様々な可動軸を使って「リボルテックバルディオス」なる物を作ってみようと言う事で只今作成中であります。
コンセプトだけは決まり、手を動かす事から始めてみたものの、どうもこの大きいバルディオスプラモは中々出来が良い。ぱじゃたさんのHPによると81年製だと言う。81年と言うと、ガンプラブームの真っ最中の時だったと思う。あの当時、1/100ガンキャノンとか凄い出来だった様な気がします。
実際、このバルディオスプラモもその当時のガンプラブームに生み出された物だから、凄い事になっているプラモです。胸のトライシンボルが色分けされてたり、バルディミサイルのギミックがあったりと当時にしてはビックリするほどの出来栄えだと思いました。
しかしそのまま作るのは偽(笑)モデラー的に我慢ならないと思うので、どうにかして可動範囲を上げてやろうと言う試みで只今製作中。仮組してみた処、まず一番の問題は股関節、それと肩の可動。足首の可動に膝や肘関節。ぶっちゃけ全部なんですけど(笑)
新しく関節を新造する、と言うのは言うが易し行うは難し。関節部の両方にエポパテを詰め込んで、そのパテにリボルテック軸を差し込んで可動させよう、と言うのが基本コンセプト。これをすれば関節毎に分解も出来る。この当時キットは一度組むとどこも取り外せないと言う致命的な仕組みです。今のプラモデルは関節毎にバラバラに出来るから(それこそ装甲板とかも取り外せる)凄い。要するにこう言うキットを作る時点で作業し易い様にと言う考え方から今現在のプラモデルが生まれたんだろうな、と思いました。もしこれをそのまま作るとして、足の部分だけで言うなら、
足首と腿を組んでパーティングライン(組んだ時の継ぎ目)消し→塗装→脛パーツで足首と腿を挟んで組みあげ→脛部分の継ぎ目消し&塗装
と、とんでもない工程になると思います。そんなのは嫌なんじゃよーそれに足首が全然動かないのは嫌なんじゃよー。
と、言う事で足部分は足首と脛&腿と言う感じで二分割しました。足首にはエポパテを詰め込み、腿と脛を組んでから接合させる。ひょっとしたらバルディミサイル機構が失われそうな気がしますが、何とか生かすような方向で組んでみようと思います。因みに腿の股関節はそのまま生かします。腿の軸受けをポリキャップに交換した位で留めました。当時としては足をハの字に出来るのは凄いと思います。
一番問題なのは胴体。そしてこれも一度組んだらどこも外せない仕組み。なので腰アーマーを大胆にカット。腰アーマーは腿に接合させ、肩部分の関節にはエポパテつめこみ。これで胴体部分だけで作業出来るので気が楽になりました。
あ、そう言えば本来は膝関節は写真の様には曲がりません。これは膝裏をちょっと削っただけだったりします。肘も同様に削る予定。つまり、リボ球を使う部分は肩と足首のみと言う事になります。リボルテックバルディオスとは言えないじゃんこれ(笑)もうちょっとやれって? ごめんなさい、時間無いもんで(汗)だってエポパテ乾くのに六時間位必要だって言うし。本当は胴体も二分割して腰動かそうと思いましたが、工程中に割れてしまい強度がかなり不安になったのでそのまま。
因みに龍飛さんアドバイスバルディオスの頭部は小さいキット、1/800に換装する予定。どうもこのキットの頭は余計にでかいらしい。ちゃんと塗装出来るかどうか不安だ……。
龍飛さん曰く「胴体部分はプラ版で自作すれば良い!」とか仰ってますが……あの、すいません、自分、エポパテ使ったのは今回初めてだったり、プラ板なんて触った事も無いんですが! 偽モデラーなもんで。
当日までに、出来るかどうかは神のみぞ知る!
それではまた次回に〜(L_L)ノシ