原初のゲームミュージック

一つ凄いのが!(笑)

ゲームミュージックを聴くエクシです。
先週の土曜日に法事行った後、その流れから家族と一緒に自由が丘へ。
しかしエクシ的に全く興味の無い街でした。ボブルビーのコンセプトストアーは潰れちゃってるしね。……やっぱりコンセプトストアーの店員の対応はねーよ。かなり無愛想だったよ。だから潰れたと激しく推測(泣)
自分以外は全員女性なのでウインドウショッピングを楽しむつもりらしい。しかしそれに付き合うつもりは無いので、エクシ一人で単独行動、駅前のブックオフ行ったりしていた。
自由が丘駅近くのブックオフは何気に品揃えが豊富だった。前回の土日、龍飛さんがセガゲームミュージック VOL.3(アフターバーナー)のアルバムを聴かせてくれたので、自分も負けじとvol.1(アウトラン)とかをMP3プレイヤーに入れて聞いていた。その影響かどうか知らないが、どうにも古いゲームミュージックアルバムが欲しいと思って探してみたのです。
そうしたらあるある! 自分が聞いた事のあるアルバムばっかりですよ! 何で聞いたことあるかって言うと、カセットテープで聞いた事あるんですよね。因みに実家に行けばまだそのテープあるかも(笑)
ゲットしたの詳細。
コナミゲームミュージックvol.1(ツインビーグラディウスイーアルカンフージャイラス等)
コナミゲームミュージックvol.2(ギャラクティックウォーリアーズ・グリーンベレーサーカスチャーリー等)
ナムコゲームミュージックvol.2(妖怪道中記スカイキッドバラデューク・モトス・ワンダーモモ等)
矩形派倶楽部コナミゲームフリークス(沙羅曼荼・MSXメドレー・恋のホットロック・ファミコンミュージック等)
セガゲームミュージックvol.2(ファンタジーゾーンハングオン・カルテット・エンデューロレーサー
の五種(笑)殆どが2000年代の再販CDだけど、実際には初出のカセットが出たのは80年後半。CDですら既に全部が絶版だから貴重と言えば貴重だ。多分アキバとかで買えばもっと高価だったんじゃないかと思える物ばかり。更に、コナミのvol.1は未開封だった(笑)再販ではないのはセガゲームミュージックvol.2だけ。87年製とか言ってスゲェ(笑)因みに自分が始めて買ったCDはタイトーゲームミュージックダライアスCD。発売は86年とかもっとスゲェ(笑)この時、コンパクトディスクと言うカテゴリーが始めて発売された年代だったと思う。
ファンタジーゾーンのこのCDはギリギリ自分的にカセットが主流だったからか、CDが同時発売されても購入はしなかった。実際、コンパクトディスクプレーヤーがまだ大きい物しか無く、ポータブルCDが発売されるのは90年代になるから。つまりダビング機器が充実していない80年代後半はCDを買っても宝の持ち腐れだったと言う事だ。
まあ確かにCDは自分には早過ぎたメディアだったかも知れない。実際にリビングにあった大きいプレーヤーでしか再生出来なかったが、トラックで区切られていると言う事に衝撃を受けたのも事実。カセットテープの空白をスキャンしながら早送りしていた時代を考えると、次世代メディアはこのCDだな、と予感させる様な時代だった。メディアって言葉だってこの時代じゃ無かったよな、確か(笑)
ゲームミュージックの草分けをちょっと説明してみよう。当時はアルファレコード内に設立されたゲームミュージック専門レーベルGMOを立ち上げ、84年にゲーム専門の音楽テープやCDを扱う組織が新しく誕生した。しかしアルファレコードがきな臭かった(アルファ商法等)のかどうか知りませんが、86年にゲーム専門の主流メンバーが独立し弱小ながらサイトロン&アート会社を設立。資本金100万円では成り立たなかったのか、後にポニーキャニオンサイトロンレーベルと言う株式会社を立ち上げ、デジタル世代、子供向けのゲームソフトや音楽CDを発売させるに至る。当時、ゲームミュージックCDを買った時会社名が違うのにシリーズ名は統一(〜〜ゲームミュージック)と言うよく分からない状況はこの事を指すのですね(笑)
実際にゲームミュージックと言うカテゴリーを出したのはこのアルファから脱退したサイトロンレーベルだけど、当時はライバル会社、キングレコードコナミゲームミュージックコレクション等も出している。80年代後半はゲームミュージックが流行りになった時代だと言えるかも知れない。つか他に誰も手を出さなかったからね(笑)
まだ全部聴いてないけど、多分聴いたらもう、懐かしくて涙出ちゃうんじゃないと思える。カセットウォークマン片手にグラディウスの音楽やロボット格闘ゲームキャラクティックウォーリアーズ。沙羅曼荼の(当時としては)目新しい音楽性や、ファミコン音楽のFM音源。特に今現在でも時々プレイするファンタジーゾーンは聞いていてプレイしている追体験が蘇ってくるような感じになる。うわポッポーズつええ!とか、親父の最後はヘビーボムを一個買って左下に誘導して反対方向向いて落とせ!みたいな(笑)カルテットはゲームシステムはアレだけど音楽が秀逸とかエンデューロレーサーなんて誰が知ってるんだ!?とか思ったりするね(笑)因みにエンデューロレーサーとはオフロードバイクゲーム。筐体はこんなの。

エンデューロって耐久って意味なのね。このゲームから知った(笑)ハンドルコントローラーは前後に可動し、左右は軸で回転する様になっているゲームです。段差とか飛ぶのがエクシは大好きでした。何か今はバーチャルコンソールがあるらしいね。
そんな訳で(どんな訳?)ブックオフとかが貴方の街であったらまずゲームコーナーを確認する事請け合いですね。思わぬ古い物が埋もれているのかも知れません。と言う感じで今日はここまで。
それではまた〜(+_+)ノシ