嗚呼、ロディマスコンボイ

玩具だってこんなのだぜ……

ロディマスコンボイの悲哀を語るエクシです。
ロディマスコンボイ、彼を皆さん知ってますか? そうです、トランスフォーマー2010の主人公です。
そんな彼がマトリクスを保持して司令官の地位に着いた期間は
僅か五年。
2005年から2010年です。
因みにTFの歴史で僅か五年間の総司令官在職と言うのは最短期間らしいです。因みに他の方々は万年クラスらしい(笑)
今日はそんな彼の、マトリクスをコンボイに返してしまった悲哀を語りたいと思います。
それは2010終盤の28話「重すぎた使命」の話でした。
日本での度重なるデストロンの襲来に巻き込まれた日本人達はサイバトロン達を厄介者扱いにします。自分達は人間を守ろうと必死で戦っているのに文句ばかり、勝手を言う日本人にロディマスはとうとう自棄を起こして単独行動してしまいます。
単独行動を行ったロディマスは呆気なくデストロンに襲撃されマトリクスを奪われてしまいました。マトリクスを奪われたにも関わらず自発的に取り返そうともしないロディマス。もうこれで司令官なんぞしなくても済むのだ、と。
しかし自由を愛するそんな彼でもやはりマトリクスを奪われた事にショックを隠しえない。

とある日本の剣道場。名も無き剣道場の師匠は強くなりたいと言う弟子に対して何も欲さず無の境地を説きます。
剣道の修行が終わった後、師匠が振り向いた場所に

ホットロディマスが正座して待っていました(爆笑)

先程のやり取りをずっと聞いていたホットロディマス。何も求めず何も欲さずの無の境地を偉大なる師匠から教わるのです。丁寧にお辞儀するロディマスが良い感じ。つかよく床が抜けないですよね(笑)

無の境地と言う物がはっきりしたのかしてないのか知りませんが(笑)彼は勝利する事に没頭し過ぎない様にする、それが唯一教わった事でした。心の引っ掛かりが取れた様なホットロディマス。早速彼はマトリクスを奪ったデストロンに反撃し、素早くマトリクスを取り戻します。それはもう、呆気ない程に。何と言うかその、ホットロディマスの方が強いんじゃないかと思う位(笑)

ようやく司令官が戻ってきた、とサイバトロン戦士達は歓喜に奮えます。そんな彼らにマトリクスだけを取り戻しただけではない、自らの信念を取り戻したと話すロディマスコンボイ。その笑みに自信が満ち、頼もしい位です。
しかしそんな自信に満ちた彼でも次回には、

宇宙ペストに犯されます。
折角自信を取り戻し、頼りなさげな印象を払拭した直後にこれだよ! 脚本考えた人実はロディマス嫌いだったんじゃないのか!? とか思ったりするほど酷い扱いです。
実質的に言えば彼の手腕は多くの異星人と友好を結んだり、平和的な面で言えばコンボイ以上の功績を挙げているはず。しかし僅か五年、たった五年でマトリクスは返還されてしまいました。
まあ多分、彼自身リーダーに相応しくない、と思ってコンボイにマトリクスを返したのでしょう。その後のリバース編ではホットロディマスになり、スーパーカーになって元気に走り回る彼の姿が。確かにこれでよかったのだと思う。たった五年の頼りなさげではあったが友好的なリーダーはもういないのです。
嗚呼、ロディマスコンボイ。もうその姿は二度と見る事は無いでしょう。サヨウナラ!
実は衝撃の事実を言いたいんですが、初めて買ったTF玩具がTOP写真だったりします(笑)それからしばらくTFなんて買う気すら起こりませんでしたね。
と言う感じで今日はここまで(笑)
それではまた〜(L_L)ノシ